週末を沖縄ですごしたことはほとんど記憶にありません。しかし今日はいろいろ住むにあたって必要なこともせねばなりません。
政府が東日本大震災という名前を正式につけました。これに太平洋岸があればもっとイメージが湧きますが、でも適切な名称なのでしょう。沖縄でも震災後東北からこちらに来ている人がたくさんいるようです。
避難者の数がよく記事になりますが、あれは各地区での避難所にいるひとたちの総数がお役所的に足しあわされたものです。あの避難所ではとても過ごせない、心理的にも肉体的にも無理、というかたもおおいはず、この際東京にでて職を探してるひとたち、また経済的余裕があればホテルとかもしくは知り合いのコンドミニアムなどを借りている人もいるでしょうし、表にでない「避難者」は実際にははるかに多いのでは。沖縄でもそのような人たちがおられると聞いています。
同様に行方不明者数も警察に届けた不明者の数ですから、そういう余裕もないひとや誰も届けないくらいにほとんど親族が死んでしまったケースなど、実際の行方不明者もずっと多いにちがいありません。東日本大震災は現状では全貌はまだまだわからない,と思ってるほうがいいのでしょう。
それに福島原発の今後を考えると、2011年3月11日を境に日本は別な国家像に向けていやがおうもなく向かわざるを得ないのでしょう。
若者たち、感受性の高い若者たちが、何を感じこれからどう行動するのか,興味を持っています。
わたくし自身も、何ができるのか毎日毎日考えています。
さて、沖縄です。
きょうのタイトルにも琉球、沖縄、オキナワ、Okinawaとしたのは沖縄をどう呼ぶかで,沖縄は異なって見えてきます。他の呼び方もあるんですが。
わたくしは琉球の呼称は好きです。沖縄の持つ漢字の語感はあまり好きではありません。苦難の歴史をすぐおもいだすからです。Okinawaとはいまわたくしが所属する組織に象徴されるようなものなのでしょう。でもあまり好きでもないし、未来的な語感をかんじません。米軍基地とやはり戦争のイメージがあまりにも強い。
やはりカタカナのオキナワに希望を托したいです。もしくはやっぱり琉球に戻るべきではないのか、思ったりします。わたくしのいる組織は略称OISTですが、RISTだとどうなのでしょうか。
琉球には長い歴史と未来的なイメージもありますね。