大川小学校という学校では全校の7割り近い子供たちが津波で死んでしまいました。
なんでそんなことが起こりうるのか、グーグルの地図をじっと見てたしかに海辺にはあるが、地形的に10分もいけば十分に逃げるところはあったはずなのに、と疑問に思っていました。それが毎日新聞で何故悲劇がおきたのかのと言う見出しの記事があり、期待して読みました。でもぼんやりと逃げる段取りがわるく遅くなり津波にのみ込まれてしまったという、程度の理解しか得られませんでした。学校がひどく混乱して、父兄が子供を連れにくるのを待っていたのでしょうか。なぜ生徒がまとまっていちはやく安全な場所に逃げられなかったのか、不思議です。
震災以降日本国民みな総懺悔なのか責任追及をするのをしっかりと辞めてしまった、マスコミの態度はわたくしにはまったく不可解です。
別に糾弾しなくてもいいのですが、原発は絶対に安全といっていた人たちにいまはどのような意見なのか、聞いて回るというのっくらいでも非常に意味がある取材だとおもうのですが。
これだけ津波のおおい地域です。津波対策の責任者はいまはどのように思っているか、ぜひ聞いて欲しいものです。特にしりたいのは、水素爆発にいたる経過でこれを予知して止めようという動きはあったのかなかったのか、知りたいものです。
責任者でてこい、というわたくしが子供の頃にしばしば聞いた大人の怒鳴り声を聞かなくなってもう半世紀くらいたつのでしょうか。
地震予知ができると啖呵をきった学者さんも沢山いました。でもいまはどうおもっているのでしょうか。
かつて、いろいろ言った人たち、いまはどうなのかぜひ知りたいです。でも別に処罰とかそんなことはして欲しくないです。ただ、そのときどきの責任者はことが起こってから色々なことを感じるはずのものです。それをきちんと公開で問い出さなければいけないのです。
深々とお辞儀をさせればそれでいいとか、そんなものではまったくないはずです。
ともあれ、責任者でてこい、です。
いろんな話をして欲しいです。
反省するためにはかつての状況を一番わかっていた責任者の発言がいま大切なのでしょう。
きょうはこれから沖縄にもどります。