日本人の命をまもる科学者たち（NHK教育番組）、深い憂いと悲しみ

夜おそいのですが今日二度目の投稿。
長い一日のデスクワークが終わって、テレビ（NHK教育テレビ）をつけて見たら、偶然、放射能をずっと現地で測り続けている研究者のドキュメントでした。
途中からみただけですが、日本人の命をまもる真のひとびとがここにいる、とおもいました。
原子力御用学者は日本人の命と住む場所ををうばう真の凶器になるが、このような地道に調べ続ける研究者は日本人の命をまもるひとたちなのだと思いました。
またこのような番組を作っている人たちも真のジャーナリストであるとおもいました。抑制はきいていますが深い憂いと悲しみが込められています。
わたくしにはごく短時間ですが、しめされた広島であった研究会での言葉のやりとりがたいへん興味がありました。
つまり福島の放射能はどこで採取しても強さは違っても、同じ組成のようにみえる。
理由は慎重に言葉を選んでいましたが、じわじわと福島原発から揮発性（空気拡散可能）の放射能が拡がっているのだということです。わたくしもその説明だとよくわかりました。一過性の水素爆発による放射能よりも、いま現在原発から空気中に拡散している放射能が学校の校庭や農地、すべての土地に降り注いでいるのです。
それが正しければ、極めて深刻な事態です。しかも正しい可能性が高い、としか言いようがありません。東北の相当部分、関東地方ですらも、人々が住めない場所が増えるという可能性が高まってきています。
福島原発の残存核燃料を除去するための方法を考案する技術が早く作られることをほんとうに願いたいです。