大阪が話題の記事が二つ目にとまりました。
君が代に不起立の教員は「複数回で免職」 という考えを橋下知事がだして、処分の条例案も発表とか。
教員が不起立を繰り返せば、懲戒免職処分にできるルール化を目指す、というのがニュアンスでしょう。
国家斉唱時にたちなさい、といわれたら立つのが普通なのでしょう。
でも、大阪の教員で国歌斉唱で立たないのが多いことは有名ですが、その理由はまったく薄弱なもので、けっきょく勝手にさせて欲しいというあたりが本音なのかな、とおもうのですが。電車を待つときに列を作るのがきらい、というのとあまり変わらないように見えます。
一方で世論のすべてが知事のみかたでもないでしょう。
それなりにまだ国歌嫌いは相当数おりますから。
わたくしはけじめが大好きな知事さんなのでやれるだけやったらと応援したいですが、でも腰砕けでもいいかなともおもいます。大阪の教員で国歌斉唱時たつのがいや、という人種と争ってもえるものはほとんどないと思うので。得るもののない、争いはやらないのがベストでしょう。
もうひとつが、関空と伊丹統合の法律が衆議院を通ったとのことでした。来春めどに運営新社をつくるとのことです。複数の空港の統合は国内初ケースとか。伊丹は手厚い国の支援で黒字なのに、関空は民間なので赤字、負債も大きいのだそうですが、この1兆円を越える負債を返済できる可能性もでてきたようです。伊丹が黒字のおかげです。
これは基本的に良いニュースとおもいます。
日本の空港はどこに行ってもあんまり芳しくない話をたくさん聞きますが、伊丹と関空の両方のいいところを利用して発展させられればベストでしょう。とりあえず関空は大阪市内から遠いので、伊丹を残すのはわるくないし結局は関空をトランジット飛行場に、伊丹を国内ローカルに徹すれば両空港とも生き延びて、いいのではないか、愚考する次第です。