金曜日にラボのN君が突然日曜に前兼久であるハーリー(ボートレース)に出ますとか、話がありました。よく知っている漁港です。一度は見てみたいものの一つなので、応援に行くよといっておきました。それでけさ自転車で急坂をくだっていきました。あっというまにムーンビーチに着いてしまいました。コンビニでお金を替えて(別用で必要)でいくとドラと鉦の音がにぎやかにチームの壮行が行列でありました。町の中の細道をフォローしていくともうお祭り気分でなるほど海神への奉納であることが聞かなくてもわかります。
沢山の人たちが漁港にいて20チームが参加するとか。OISTも2チーム参加とか。でもこれが奉納のものでありスポーツとはかなり異なることが外国人にわかるかな。ともあれ、地元のスピリットは驚くほど高く、また技術もそこそこ高く、OISTチームは予選トップで善戦すばらしいものでしたが、ベスト6チームの準決勝に残るにはだいぶ差があるようでした。このチームは意外に高齢で心強い限りです。もう1チームは参加することに意義ありでした。ともあれ、この奉納ムードのハーリーですか、海の国沖縄の行事としていいですね。きょうは糸満や宮古でも盛大に行われ全国ニュースになっていました。この前兼久のも小さいながらスピリットは同一でした。大漁と無事を祈り、海の神様が機嫌良くしてもらい、決して怒らないようにおいりのする、こういう考えはよくわかります。わたくしとしては昔を想像して十分に楽しめました。音楽もよかったでした。