前夜から雨が続きいまも激しい雨、予定はおお狂いですが、でも日照りの長かった樹木にはいいあめでしょう。
きょうで夏休みを7日間取ったとなるのですが、実際には休んだ日はありませんでした。自業自得ですから、なんの不満もないのですが、まいにち、夏8月お盆時期としてはよく働き、よく今後の行く末を考えました。ただ、働いているとはいえ、なんというか、毎日休憩時間が長目で、それにいろいろ学問以外の別なことを考えたり、また家族たちともつきあいました。
ちょっとですが、琵琶湖にも短時間つかりました。また孫たちともつきあいました。結局、よく遊び、よく学び、いい夏休みだったのでしょう。
民主党の代表選、候補者は全部出たのでしょうか。そうだとすると、もの足りない。
また一年も持つのか、心配です。
中曽根、小泉両氏が長期政権を維持したことを考えると、やはりブレーンというかスタッフというか、政権を取った時に一番そばで政権操縦をするひとにどんなひとがいるのか、そのあたり知りたいです。
中曽根氏も小泉氏もやはりいましたね。ながらく官房長官をやった後藤田氏とか竹中氏とか飯島秘書とか。
情報蒐集とマスコミ対策がたけたうえに、危険要因を早々と察知するとか。
でも今回の政権は、中曽根時代や小泉時代とは著しく異なって、国運が急速に傾きつつある日本の屋台骨をささえ、かつ大震災と福島原発というウルトラ級の国家大問題に日々対応しつつ、かつ世界経済と日本経済の困難な国内国際問題にやつぎばやに対応しつつ(しつつばかりですが)、それに長期的な国内課題をしっかりつかんで、落下しつつある日本を浮揚最低限とめるための方策を立てていかねばなりません。
もちろん非常に難しい。でも難しいことは誰もが分かっているので、ちゃんとやれば支持はあるでしょう。
骨格のしっかりした政見を提示し、情報を最大限出しつつ前に進んでいけるような首相候補がいないだろうかということです。国民もわらをもつかみたいくらいですから、点は決して辛くない、スタートをうまくやればいいのですが。
既知の候補者、野田氏は大連立を呼号しすぎて、これではみなさんの評判通り、駄目なのでしょう。
前原氏はどうか分かりませんが、わたくしは前にも触れたとおり、とても無理だとおもうし、この人に多くの方が期待を寄せているのは不安だし、残念です。風貌的なものからくる、期待感だけだと思うのです。最近も、も言葉が踊って、踊って、ほんと困ったものです。
昨日は他の候補の二人、馬淵氏と小沢さきひと氏の話を聞きました。
言ってることには格段の違和感がありませんが、でも実績的には、特に馬淵氏は芳しくないように思いました。首相補佐官時の存在感と実績が乏しい。それに前原氏の後でやった大臣業もはっきりしない。小沢氏は紳士で政策通ですが、サロン的な感じで、弱いという印象。一緒に出てきた民主党鹿児島選出の川内議員なんかのほうが面白いしなにかやってくれそうな感じでした。
でもこのあたりの人たちがスタッフ、ブレーンが出色なら、票もたくさんとれれば思いのほかいけるかもしれないと思いました。ふたりとも国民レベルでは傷もないし、期待感の持てる内閣布陣を作れるかも。
後の候補者はもう意見を聞いてもしかたない感じです。鹿野氏や海江田氏は菅内閣にいるあいだの実績はわかりません。大臣をやりながら、半年後や一年後に総理候補にでてくるという自覚はあったのでしょうかね。
もしもあったのなら、大臣業は芳しくないです。そういう点、前原氏はしっかり自覚があったようですから、今回は出ないのが正解でしょう。野田氏も、エステとかいってもうちょっと見かけを改善すればよかったのに。この野田、前原、お二人は仙石臭がプンプンして、出る前から操られているという感もあります。
ともあれ、ブレーンがいるのかいないのか、そのあたりが誰が総理になっても短命かどうかを決める重要な因子なのでしょう。菅氏のブレーンはたぶん夫人だったのですね。結局。お二人はいとことか。だからどうとも思いませんが。
民主党の科学政策、始まる頃期待をもっていたことが今は恥ずかしいです。
鳩山、菅のお二人が理系総理として記憶されないように願いたいですが、でもそうなるでしょうね。鳩山氏は特にPhDですからね。