台風12号が深夜に近畿直撃とか、日本の若者たち、つきあいのルールがいまははっきりしない時代

天気予報によりますときょう深夜に台風が近畿上陸とか。そういう雰囲気です。
このあいだ沖縄で直撃されましたがこんどは近畿でです。ことしは台風の当たり年です。
どういうことになるやら。
朝から百万遍に行っていましたが、雨の激しさが心配になり早めに帰宅しました。

このあいだ札幌で話をしたひとたちはおおむねわたくしより10才から30才くらい若い範囲なのですが、異口同音に聞かれるのはいまどきの若者への不安でした。
共通的に聞かれるのは、同輩同士の関係には非常に気を使ってそれなりに上手にやっているが、年齢がはなれた人たちとの関係をつくれない。それで年上からみると、共通しておとなしくなってしまう。
離れた年齢のあいだでの断絶が問題になりつつあるのか、それとも若者がおとなしいのが問題なのか、そこのところがはっきりしません。
ただわたくしも言えることは、若い日本人で攻撃的なひとは希なのかな、とおもいます。
きれるという言葉があるように、突然怒ったりして突っかかるようなことはありそうですが、絶え間なく年齢うえの人間に文句をいうような若者は少ないのでしょう。わたくしなんか年寄りに文句ばかりいっていました。今は、文句を言えるような年寄りがいないので、被害者は若い人かもしれません。
いまの若者、不満はあるに違いないのですが、表に出てこない。それともあんまり感じないのかな。
おとなしい若者は、やはり顕著な現象なようで、30代の前半の人たちも同じようなことをいいます。
いまの10代後半から20代の若者たちが、年齢を超えてコミュニケーションを図らないというのは社会現象なのでしょうか。
その世代の若者とあまりしゃべったことが最近はないので、自分の体験としては分からないのですが、誰もが言うことなのでホントなのでしょう。
それで今の日本の社会でわたくしが20代前半として何を考えるでしょうか。
しばらく考えてみたのですがなにも浮かんできません。
スポーツ選手では、元気いっぱいの男女の若者がたくさんいるので、元気がないわけではない。
世代を越えてのつきあいを必要としていないのかな、と思うのですね。
札幌の会合で挨拶をさせられたので、わたくしちょっとだけ日本では家父長的な組織とか、親分子分的なつきあいとか、そういうものはなくなってきたんだけれども、これという代わりが見つかってないのではないか。若者たちも世代内でのつきあいで充分として世代を越えるつきあいのルールが見つからないのかもしれません。だから暗黙のルールがちゃんとある同一世代内でのつきあいのみが活発になるのかもしれません。
しかしよその国では、世代間の交流ははるかに活発なので、日本だけこういう希薄な状態では将来が思いやられます。
年がうえだから自分になんらかの尊敬の態度をしめせ、というのをやめられればいいのですが、そのためには新しい日本語、敬語のない、しかし敬語がなくても違和感のない居心地のいい日本語をじょじょに作っていく必要がありますか。

タイトルとURLをコピーしました