沖縄に来ています。
住民票も移しているのに、いまでも沖縄に住んでいるより来ているという感じ。
関西に戻るとほっとします。なぜホッとするのか、わかりませんが、ホッとします。
このあいだの台風と特に停電の経験で相当沖縄がきらいになった感じがします。こういうことはわたくしは正直にいうのですが、沖縄電力みたいな無能な電力会社があってホント気の毒だな、わたくしはその気の毒な県民でいるのはイヤだな、という感じです。
暖国の沖縄は晴れ晴れするような快晴です。ラボに行く前に家に寄って大きい荷物は置きましたが、運転手のTさんは、先生あのねここんとこそこで車がはりついて中で大きなカメラを持った人が居ましたよ、ということでした。つまり紳助氏の写真を撮ろうとする人たちがじっと張り込んでいるということなのですね。氏のアパートは目の前ですから。きょうはもういませんのでしょう。紳助氏どこか別なところにいるらしい。Tさんの話では何日か前に恩納のどこかで見かけたとのことです。紳助氏たいへんだな、人ごとながらやれやれです。
ラボでは最近始まった人間個人を対象にした研究で、その成果が出だして、データをどう見るかで、喧喧諤々。おりおりに大笑い。その理由は書けません。研究の生のデータを見ながらの、しばしばの大笑いはあまりというかこれまで記憶がありません。
夕方ラボからかえって来るとなでしこ対オーストラリアとのたたかいの後半の終わり頃を放映していました。
そうかきょうは試合のスタート早かったのでした。
それでとりあえずエアコンを入れて座り込んで見ました。
もう既に1点がはいっていて、負ける気がしません。
有言実行、ちゃんと勝っています。大言壮語がまったくないなでしこ、いったことはちゃんとやる。人気があるのも当たり前です。
気のせいか、選手がみんな美人にみえるのです。この年ですから、もう若い女性に惚れることはないでしょうが、でもそれに近いのかもしれません。激しく動く合間に、ちょっとした瞬間に見せる表情が、輝いているように見えるのです。世界一になったスポーツ選手だけが見せられる表情です。
ファン気質とはこういうものなのでしょうね。
それで勝ってしまって、勝ち点は9となってしまいました。
ライバルが北朝鮮とは意外でしたが、これが運命なのでしょう。
それで次戦が北朝鮮なのだそうです。三日後ですか。
負けてほしくない、あっさり勝ってもらいたいのが願望ですが、でも容易ではないでしょう。相手はものすごく頑張ってくるでしょうし。
なでしこに神通力があると信じています。