9月11日の10年、スズキとフォルクスワーゲン、大阪ダブル選挙、大阪地検の元検事、新経産大臣

米国の同時多発テロから10年です。感慨はありますが、意見はとくにありません。米国は首謀者を殺して復讐はできました。でもそれだけのことです。なにも満足できないでしょう。わたくしにとって米国はまだまだ学ぶことはたくさんありますが、でも遠くなりました。アジアがそのかわり近くなりました。イスラムと米国の対立のずっと前に欧州とイスラムの対立があったのですが、米国はイスラムと対立する理由などなかったのにそういう運命になってしまいました。
スズキ自動車とドイツのフォルクスワーゲンのあいだで、提携が破綻したみたいです。スズキは独社の目線が高すぎると不満があるようです。わかる話です。
大阪市と大阪府のダブル選挙で橋下知事は市長選挙にでるらしい。それと相方がだれかで知事選に出ると聞いています。それがいったい誰なのか、噂では古賀氏のようです。維新の会というのがあってそこが決めるのではあるらしいのですが。古賀氏は生粋の国家公務員、いくら改革派とはいえ、どこまで体質があうのか疑問ではありますが、でも本当なら面白い。紳助氏を引っ張るという噂があったらしいが、いまやまさかの話になってしまいました。なんぼなんでも紳助氏の知事は悪夢を見るようで、考えるだけでも悪趣味だとおもいます。
大阪地検の元検事さんふたりが逮捕されてその公判が今日から始まって、完全な容疑否認で最高検から派遣された検事と対決なのだそうです。これまでに何人の人に有罪の求刑をしたのか、それを考えたら、こういう目にあって無罪をかちとる努力はとてもいいことだとおもいます。結果はどうなるかわかりませんが、将来的に貴重な人材になるでしょう。

東日本大震災津波から6ヶ月です。深い感慨を持つ前に、現在進行中の出来事が多くて安定圏にはいったものがほとんどなにもありません。話をきくたびに心がふさがるばかりです。
わたくしもなにかできることがないものか、思うだけで、月日が経つばかりです。このあいだ、ほんのわずかですが、被災地で作った伝統工芸品を直接作った方から購入する機会があって、ほんとうにわずかですが、なにかの感覚を持てました。
その半年のあとに、経産相をしていた大臣が辞められて、新任の大臣の発表がありました。
名前をきいて耳を疑いました。まさかまさかですが、これが本当なら、いまの内閣は早晩だめになることを強く感じました。責任をまったく感じない政治家たちが手を変え品を変えて民主党内閣を作っていくようです。

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