またまた台風が。那覇にちかづくと遅くなるので、また被害がでるとの嬉しくない予想です。
でも暴風域はないので、たいしたことない、という意見もあり、計画が錯綜しています。
まだまだ沖縄は暑い。直射日光にあたるとひりひりするような感があります。今朝もテクテク歩きましたが、谷茶のあたりで日光の強さに負けそうになりました。
放射能対策や自然エネルギーなどの発電のニュースがたくさん出てきています。いちばん有望なものがかならずしもニュースになるとは限らないのですが、でもひとつずつ吟味していく過程で国のとるべき道もはっきりするでしょう。それには、一年や二年はかかるでしょう。
これまで、あまりにもずさんな楽観論でことが進んできましたから、その反動でトコトンの悲観論も十分に吟味に入れていくべきでしょう。
そのなかで一番気になるのが福井県にある13だかの原発です。これらはみな琵琶湖からはかなり近いところにあります。どれかひとつでも今回の福島原発のような水素爆発でも引き起こせば、関西に住む多くの人たちのみずがめですから、たいへんなことになります。
他の原発ならたいへんでないわけでもないのですが、でも近くに住んでいることもあり、あと10年とか20年くらいは大丈夫とか、という根拠のない安全論が幅をきかしているのはおかしいとおもうのです。即刻止めて、という意見に賛成したくなる気持ちもあります。しかし、産業の命綱でもあるので、そうもいかないのでしょうか。
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最近、除染をすべき面積とかどれくらいの放射能の値なら避難すべきとか具体的な数値をもった情報がよく出てくるようになりました。正しいのか正しくないのか直ちには判断が出来ないのがおおいのですが、このような基準はぜひ小さな子供とか赤ちゃん、妊婦を基準に出して欲しいものです。
子供と大人ではどれくらいの違いがあるのか、専門家の意見を待ちたいですが、最低でも10倍、もしかしたら100倍の感受性の違いはあるでしょう。体内への取り込み、濃縮度のちがいなど容易にその差を出すのは難しいとおもいますが、子供や赤ちゃんがあっての社会です。子供と赤ちゃんを基準にした値でなければ意味が無いでしょう。
放射能の危険性がなかなか分かりにくいと周囲からも聞きます。
当たったら、100人のうち99人が数日を経て死亡するようなもの、このような放射能は福島原発の現地のどこかにはあるでしょうが、今人々が住んでいるところでは基本的にありません。
当たったら100人のうち一人が重篤ながんになる可能性がある。このような放射能はみかけかなり低くなるし、また放射能物質によっても影響がずいぶんちがうし、結論が容易にはでません。いまの福島県のある程度の広さの地域はこのレベルに相当するでしょう。どれくらいの広さなのか、いま直ちに結論は出ないでしょうが、避難区域はもちろんですが、ずっと広い地域では子供や赤ちゃんでも危険かもしれません。
100人のうちの一人、少ないと思うかもしれません。
でも、100人を食事に呼んで、目の前のご馳走を食べないでください。食べるとこの中の一人の確率で一年か二年後に食事を原因にして癌で確実に亡くなります。といったら、誰がその食事を食べるでしょう。よほどお腹が減っているか、別な病気で死にそうでもなければ誰も食べないでしょう。いっさいの赤ちゃんにその食事を食べさせる母親はいないでしょう。