スティーブジョブズ氏死去、裁判での小沢氏の発言、暗殺よりも残酷、

アップルの創設者スティーブジョブズ氏が亡くなりました。まだ50代の若さでした。
世界のトップニュースです。これからの、IT産業やわれわれへの生活への影響も大きいに違いありません。
わたくしも長いことアップルのコンピュータを生活してやって来ました。
非常に愛好はしたものの、いっぽうでいつもなんだか翻弄されている感もありました。
アップルは重い重いといっていたのを忘れるくらい今は軽いのです。iPadもiPhoneも使ってませんが、iPodは全部で4台買いました。あちこちで今も現役で使っています。アップルのコンピュータは何台使ったか分からないくらいの沢山の数です。
スティーブジョブズ氏の製品開発の順番に従ってわたくしのIT生活も進んできたものでした。わたくしも、彼の支配下にあったひとたちのひとりです。
50代で癌で亡くなるとは痛恨です。しかしいつまでも記憶される米国の生んだ最高の偉人であったことは間違いありません。
わたくしにとっては、生命医科学の財団をのこしたハワードヒューズとアップル社のスティーブジョブズ氏のふたりが、個人的にいちばんすごいと思っている、米国人です。

もう書かないと思っていた、小沢裁判書きたくなりました。
氏の今日の陳述、検察の小沢つぶしの捜査は単に公権力の乱用のみならず、個人の政治家を標的としている点で、暗殺よりも残酷という実感にもとづく言葉を残しました。
暗殺よりも残酷、これは政治家がいう言葉として考えられる、最大級のリアルかつ壮烈なことばです。
この裁判が最後にどうなるのかは分かりませんが、この裁判の被告側の主張をひと言で、強烈に印象に残らせるでしょう。
日本の司法史上に残る言葉となるでしょう。
しかし、アンチ小沢氏のひとびとは犯罪者巨悪の人間が、何をいうかということで、とことん彼に襲いかかるにちがいありません。
平和かつ、民主主義の国家として、なにごとも公明正大に行われているはずの日本の国家で、有力政治家がこのような言葉で自分の裁判を表現したのです。ある意味、日本という社会組織に挑戦した言葉でもあるでしょう。真相はどうなのか、分かるはずもありません。分からせるのは、今の段階では司法しかありません。それでも分からなければ、歴史の審判になるでしょう。
今日の陳述のことばは、同時代に生きた日本人として、首相になったかもしれないある政治家が血を吐くような言葉として、いつまでも記憶に残る言葉になるでしょう。
わたくしにわからないのは、なぜこのような血を吐くような言葉を国会や別の場所で言わないのか、です。なにか理由があるのでしょう。
わたくしは日本社会の一人として、司法のひとたちでまずちゃんとやって欲しい、と願うばかりです。検察がひどいのはもうわかりましたが、裁判所までとなったら、日本は世界のおちこぼれになってしまいます。首相になったかもしれない、人物の裁判なのです。
来年4月の裁判の結果をみるまでどういう話がでてきても、何を考えて良いのか、分かりません。秘書三人の裁判の判決をみれば、憶測をしてもしかたがないのでしょう。控訴もあるし、決着はすごく先です。何年もかかるのでしょう。正義という観点からはじつにペインフルな展開です。
それくらい、小沢氏と小沢つぶし派の対立はどんづまりまできていると見ています。
実際には、小沢氏が政治家としてもうつぶされてしまったのは明白なのですが、裁判の結果が日本社会に長期に及ぼす効果は計り知れないと思います。

追記
東京新聞によると、
小沢一郎民主党元代表は6日夕、衆院議員会館で記者会見し、資金管理団体「陸山会」をめぐる検察の捜査について「社会的に抹殺する暗殺であり、生命を奪う殺人以上の残酷な暴力」と述べ、法廷での意見陳述と同様の主張を繰り返した。
とありました。
報道はそうじて、小沢氏の発言、暗殺より残酷な暴力という部分は無視している気配なので、小沢氏が記者会見で再び言ったらしいので、追記しておきました。

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