オーストラリアから数週間おいでになっていた、DIさん帰られました。短期間のわりに実に沢山のデータというか、収穫があって安心しました。これから東京を経由して札幌で短期間滞在して帰国されます。若い研究者でこれからラボを作りたいとおもっていられるDIさん当然ながら、一生懸命。その一生懸命さというかその一心さに非常に好感がもてました。なにかこれからも助力できることがあればぜひしたい、と思いました。
小沢氏が救急車で夜間に病院に搬送されたとか、診断は左尿管結石とのこと。どの新聞も(ネットですが)大きく報道しているところを見ると、彼が怒りと興奮のあまり夜になって脳か心臓にきたのではないかと期待(さすがにそこまでは新聞も彼を憎んでないんでしょうが)がはずれたのでしょうか。
わたくしは尿管結石なら一家言あります。まだ弱冠40才の頃、まさに厄年のプロダクトでやりました。右の方の尿管でしたが。小沢氏に同情します。なにしろ、痛い。ハンパないたさでなく、痛みを我慢のしょうがない。ただ、報道によると、まだ石が残っているとか。痛みがあって24時間以内に全部外へ出るといいのですが。途中に膀胱もありますが、膀胱に石が残っていると、痛みがしくしく残ります。
石が急激に出ると、ものすごく痛むのですが、でも早く終わってしまいます。ところがスピードが遅いと、痛みはずっと少ない。ただし、尿管の途中で止まってしまうのです。石のなかにはたちの悪い、イガイガのとげがあるヤツがあって、これは尿管にひっかかってでてきません。じゅくじゅくと血尿がでて、最後は、尿管の中で爆破しなければいけなくなります。結構危険な爆破で、知っているかたは、東大病院でしたが、そこで石が爆破されずに、尿管が爆破(まさか)されかかって、長期入院のはめになったと本人から聞きました。
宇宙飛行士の持病だそうで、からだを動かさないと、骨がもう自分は要らないと、勘違いして溶けてくるのだそうです、それで血液の中で固まって石ができるとか。米国で最初で最後の発作で担ぎ込まれた病院の医師に聞いたレクチャーですが、本当かどうか。もう30年も前の出来事でした。
でもあの痛みを二度と経験したくないので、尿管結石の本を読破して、勉強しました。
石が出てしまえば、けろっとするので、ある意味病気でないのですね。狭いところを出るので、石の出産というのだそうです。
男性が女性の出産時の痛みを理解出来る唯一の病気だそうです。
何度も尿管結石をすると、そのうち微笑みながら、石の出産ができるのだそうです。
それでその医師に、先生は何回か経験があるのですか、と尋ねると、微笑みながら、7回やりました、との返事でした。