明日から台北へ、碁をやめて石を成長させない

明日から、台湾の台北で国際会議です。
TOPO2011なるものでDNAトポイソメラーゼの国際会議で主だった研究者はみなさんあつまるようでとても楽しみです。初日の最初はこの分野でいちばんのえらい創設者といってもいいJimWangさんが講演されます。久しぶりにお会いできるのが楽しみです。あと、そうそうたるみなさんの発表ですから、いちばん新しい情報を聞けるのが意義があります。
この分野はがん研究に深く関わりますが、実際にはDNAの働きのすべてに関わるわけですから、その重要性は自明です。わたくしも二日目にキーノート講演をするということになり、ちょっと不安ですが、頑張ってやってみたいと思っています。日曜に帰ってきます。フライトはわずか一時間ちょっとですから、台湾はとても近い。朝お昼近くの便に乗って、午後2時半からの登録、3時からの講演開始に間に合うので、国内より近い。
那覇空港にふたつある空港ビルの一つ、国際線乗り場にいきます。ここは、いろいろ言われているのですが、百聞は一見にしかずです。

小沢一郎氏の結石はまだ体外に出ていないとかですが、退院して普通に生活した方が、石はでやすいとの医師の判断のようです。
とすると腹痛は残っているでしょうが、痛み止めとかで鈍痛程度でしょうか。
石を出すための努力ですが、わたくしは縄跳びを強く勧められました。今はどうなのでしょう。小沢氏の年齢はわたくしとほぼ同じなので、縄跳びはちょっときついかも。でもなんとなく縄跳びがベストというのは納得します。他にはオレンジジュースを大量に飲むこと(ビールでもいい)、スイカを食べること、ビールを飲むことなどを推奨されました。ようするに沢山排尿をしてほしい。ただし、尿をするたんびにロートみたいなものでフィルターするために、前にあてがって、石が排出したら、それでキャッチしてくださいと医師にいわれました。わたくしは24時間以内に出たので、すぐに石そのものを見ることができましたが、体外に出る瞬間も結構痛いものでした。そんな長期でなければ石をキャッチする作業は面倒でしょうね。4ミリはわたくしのと同じくらいと思いました。
わたくしは、つらつら考えて、なぜ石を成長させたのか、自己流の結論は机に長時間座りすぎ、これでした。学生たちも増えて論文書きを延々していたからですが、この毎日朝から晩までの長期座業の状況が石の成長の元凶と思いました。さらに当時のわたくしは、下手の碁好きがいちばん激しかった頃で、日曜は朝から碁会所、他の日も出かけたりで、ストレスを生みだす論文書きの、そのストレスを発散するのが碁打ちときては、極端な長期座業でありました。
碁会所はタバコのみの楽園でもあったので、タバコをやめたわたくしとしても、この石の出産を契機に碁打ちはやめ、と決めました。そのかわり、自転車に乗ったり、子供とハイキングにいったり、ともあれ体を動かそう、こう決めました。
小沢一郎氏は碁がたいへんお好きのようですから、また実力もわたくしなどと違って相当高位なので、練習も含めて、それにいろいろ沈思黙考しているみたいなので、やはり座る時間が長すぎたのかもしれません。
裁判所で座る時間も長そうなので、裁判所の許可を得て、休憩時間に縄跳びでもしたらどうでしょうか、というのはくだらないお節介でしょうか。

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