科研費申請のこと、どうしたらいいのか

科研費の申請の時期ですが、わたくしはことしどうしたもんだろうと考えています。
わたくしこれまでずっとやってきた染色体の研究でここのところさっぱり研究費がとれません。定年後何年も、何回か申請しましたが、駄目でした。またどこからも声がかかりません。
このブログを読み続けている人は、わたくしが非常にガッカリした時期があったことを憶えておられるかもしれません。あれは非常にショックでした。あとで、信じられないような悪い点をつけた有名若手壮年教授たちがいるとか内情を知るかたからどこまで本当か知りませんが、実名つきで聞きました。それ以来、もう駄目かな、そういう人達がそこまで認めてくれないのなら、染色体研究で研究費をえることはもう日本では不可能かな、とも思うようになりました。
しかし、実際には染色体研究をやめてはいません。わたくしは自分でも驚くほどしぶとい人間だし、その程度のことで染色体研究を辞めるわけにはいきません。どんなに細々でも続けます。一見なんの関係もない、栄養の問題と染色体の問題がつながったので、栄養のほうの研究から続けています。しかし、わたくしとしては、いまの日本でもっともimaginativeな染色体研究を自分はしているという自信というか確信を持っていますので、正面から堂々と研究費をもらいたい、しかしそういう日本の染色体の研究費を左右する人たちが認めないのなら、どうするかもう少し時間をかけて認めてもらえるように頑張ろうか、と思う気はあります。
それで迷っています。
時がたてばわかるとはおもうのですが、研究者は今も生きなければいけないので、迷うのです。

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