昨日の皇居での茶会、きょうは北中城での結婚披露宴、わたくしの考える沖縄科学技術大学院大学

昨日の皇居での茶会、天皇陛下はお風邪を召されたと言うことでおいでになられませんでした。美智子皇后は陛下はこの毎年の行事を楽しみにしておられていて、たいへん残念がっておられたとのことでした。わたくしは、5人座るテーブルで隣に大滝秀治さんが座られその座談の妙に接する機会があったのは幸運でした。いろいろ面白い話が聞けました。わたくしもいろいろしゃべってしまいました。功労者として一度出席していますので、今回は落ち着いて建物や庭なども見る余裕がありました。

昨夜恩納の家にたどり着いたのが11時半でした。もうすこし東京で皇居での余韻をあじわって一日くらいいたかったのですが、きょうはラボのMさんの結婚披露宴です。北中城での会場に午前からいかねばなりません。お相手は、おなじOISTの研究者です。若いふたりの新しい門出を祝いましょう。参加するのは楽しみです。いまの若い人たちの生き方についての、考えややり方に接するいい機会です。

沖縄科学技術大学院大学OISTがいよいよ開学されます。創立記念の行事が今月半ばにいろいろあります。
わたくしも大学人になれて心の底から嬉しいです。しかし、一方で気もたいへん重いです。その理由はおいおいこのブログの読者にも明らかになるでしょう。大学人になったからには、その責務があります。それを果たさねばなりません。
わたくしの考えるこの大学は、まず日本国民の100%の税金から運営されている事実を最重視せねばなりません。そして、過重な米国基地の存在にあえぐ、沖縄県民の気持ちに非常に近い存在となり、沖縄県の将来へ希望の支えになるようなものでなければいけないと思います。
しかし、現状は残念ながらまったくそういう方向に向かってはいないとおもいます。
それどころか、大学組織の現状は、惨憺たる状態というのが、赤裸々な真実と思っています。なぜそうなっているのか、沖縄大学院大学の教授の一人として正直に現状を伝える責務を感じます。
しかし、それを果たすのは非常にたいへんなのです。
その大変さは、これからの一週間わたくしが書きつづる内容を読まれれば明らかとなるでしょう。

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