野田外交やるじやないか、福島原発現場労働者の士気の高さ

Zのマスターから受章のお祝いで頂いたコーヒー豆、さっき始めて飲んで見ました。いつも購入しているものより高級品に見えました。なるほど、飲んだあとの後味がたいへん秀逸。もうすこし粗く豆を砕くとまた別な味が生まれて来るかもしれません。マスターと奥様の、暖かい気持ちに深謝。

妻は東京で孫たちの行事に参加しています。わたくしはあいかわらずワーカホリックです。週末なのに、比良の野菜をあたまの片隅で気にしながら、机の前に座っています。
でも散歩しないといけません。クスリをやめてしまって、いまはなにも飲んでないので、一病息災の気持ちを維持するのが案外難しい。

野田首相、ハワイへ。米国への参勤交代TPP行脚かと思っていたら、今朝のニュースはもっぱら、中国の胡錦濤主席との会談ばかりです。主席と中国側の大勢の人たちと、こちら野田首相と大勢が向かいあって結構にこやかに会談するとの絵というかテレビ画面です。こういうスケジュールは知りませんでした。絶妙のタイミングに見えます。
その前にオバマ大統領とあって、TPP参加協議どうぞよろしくと言ったようですが、絵がないので、国内向けへのインパクトはほとんどありません。
ですから、野田首相はハワイ、つまり米国内で、中国主席に日本は米国だけでなく、中国を米国と同じくらい大切にしてますから、互恵路線でこれからもどうぞよろしく、という強いシグナルというか、路線を日本国内向けに発信したのでしょう。なかなかの役者じゃないですか。

わたくしに限らず、日本の大半の人々は、米国も大切、でも中国はいまや[豊かになりつつある」隣人大国だし、米国と同じかそれ以上に大切と思っているでしょう。それに南アジアのインドもあるし、東南アジアもあるし、それから米国と同じくらい重要な欧州もあるし、どこの地域とも仲良く互恵でつきあいましょうというのがいまや真の国是でしょう。
やり過ぎずに、米国を怒らせないように上手にやって欲しいものです。
野田外交、やるじやないか、と感じました。

福島原発への報道陣の初めての訪問記事も読みました
現場での記者諸氏のショックは相当なものです。これからの記事づくりに反映してほしいですね。
わたくしは吉田所長の話しぶりに興味を持ちました。政府に既に証言していて、その内容は一切いわなかったようです。でも、水素爆発の起こった頃に、死ぬかもしれないと数回思ったそうです。
その危機は、当時の政府筋の報告にはほとんどなかったように記憶します。
そのあたりの当時の情報の欠落がいまの日本の国情に反映しているとおもいます。つまり、自然災害に対する対応策の乏しさです。特に首都機能の代わりをどうするか。激しい危機を感じれば、将来計画が一番重要になるでしょうから。このあたり遅いし、代替えエネルギーのほうも策がさっぱりでていない感じ。やはり策は庶民レベルに到達しないと真の国策になりません。

また労働者の士気は高いとのこと。
なぜなら、ほとんどが地元の浜通り出身で、なんとしても福島浜通りをなんとかしようと必死になっているとのこと。
なるほどよく分かりました。こうう所長のひと言が、いまの福島原発の現場の雰囲気を伝えています。頑張りすぎて、あとで障害がおこならないように祈るばかりです。

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