きょうは新大学院大学の始めての理事会があるとのことで、理事会に出席する久保田監事(内閣府からの出向)に以下のような請願書を渡そうとしましたが、不在のため、副学長である久保さんに渡しました。
文面は以下のようなものです。会議は同時通訳と聞いていますので、日本語で請願書を作りました。文章的に練れてないのは急いで書いたからです。また実名は不要なのでこのブログでは伏せました。
請願書
沖縄科学技術大学大学院理事会議長 Torsten Wiesel 博士
沖縄科学技術大学院大学の一構成員として貴理事会に請願します。
以下の三氏は公明公正な大学経営者として、罷免にあたいするとおもわれる不適格な行為をしているという疑いがあり、理事会で議論していただきたい。第三者委員会による調査も考慮していただければ幸いです。
○○○○○学長、理事長
実兄が客員教授となること、教授会に相当する会議に出席し議論に加わること、を容認していること。これにより議論の方向性に影響を与え、外部には大学のファミリービジネス化の疑いを増大させていること。
さらに学長、理事長の権限を独裁的に発動し、公私混同を厳にいましめるべきであるのに、それらに反する行為が日常的に多い。
○○○○○プロボースト
お子さんのハーバード大学での学業にたいし、旧独立法人の経費や研究費でもって便宜をはかろうとしたという疑い。高潔であるべき大学経営者として不適格である。
○○○○○副学長
お子さんの沖縄科学技術大学院大学での学業をしている研究室への研究費の便宜供与の疑い。税金100%の機構大学院大学の経理の最高責任者の取るべき行為ではない。
よろしくご審議のことお願いする次第です。
2011年11月16日
柳田充弘
Yanagida, Mitsuhiro
写真も載せてしておきましょう。
これでわたくしのかなり長期の「孤独な行動」も一つの区切りとなりました。あとは関係の方がどういうふうに考え対応するかです。
なお昨日は沖縄県の家畜研究センターの方々がおいでになって、いろいろ有益なお話を聞けました。
ヤギは沖縄ではすくなくとも600年近くも飼育されていたこと、は驚きでした。
豚や牛に較べるとずっと数も少ないのは、繁殖の効率がかなり低いのです。通常は年に一回とかしか発情しないし、また一回の妊娠でせいぜい双子までだそうです。なかにかならず双子をうむ系統もあるそうです。耳寄りなのは、日本系のヤギは太らないのだそうです。食べても食べても太らない系統なのだ、ニュージーランド系はぽっちゃりしてくるとのこと。
なおヤギ汁が妊婦に危険というのはまったくの迷信としか考えられない、とのことでした。
おいでになった、三人のうちお二人はヤギ汁大好き、お一人はダメ、やはり内地出身とか。好きな理由はやはり臭いとか。なるほど。わかるわかる。わたくしも琵琶湖の鮒寿司好きですが、やはりあれは臭いですね。引きつけられるのは。ヤギ好きは、このえぐい(内地人には)臭いがたまらない、頭がすきっと覚醒するのだとのこと。フーン、納得でした。でもトライするのはまだ怖い。北中城の南山という店の前をウロウロしてまず臭いが自分にとってどうか、確認してからです。
ヤギ談義も長かったですが、豚や牛についてもいろいろ教えてもらいました。ほんとに面白いものです。
ともあれ一緒にやりましょうということで、なごやかなひとときを過ごしました。