三つ目のヘチマが長くなってきたので、収穫しました。きょう料理してみます。
あと収穫したトウガンがザルに一つあるのですが、これはしばらく放置しておいて大丈夫でしょう。
数日前にAさんの論文がアクセプトされました。やれやれです。
彼女が京大最後の博士論文を書く人かと思っていたら、北大で医師になったM君のしごとも諸般の状況変化で学位請求可能になったとみて、かれに声をかけてあります。
医師用の頭脳になってしまったようですが、いま基礎科学博士用の頭脳も回復すべく頑張っているようです。既報の論文はあるので、学位請求論文と公聴会を乗りきれるかです。
それにリトアニア出身のRC君も結局京大での博士課程留学生になりましたので、もう終わり終わり、と思っていたのに、まだ3人もいたのでした。最終的に何人になるのか、誰かに勘定してほしい。
ところで今年はずいぶん論文がでています。
そういえば論文書きばっかりに日々を送ってきました。すんなり簡単にいったのは一つもありませんでした。
いまメモをみたら研究室からでたのが8報もありました。さらに他のラボの共同研究のが二つあります。Aさんのも今年中にでれば合計11でわたくしも今年はひたする論文刊行に頑張った年でした。
この沖縄大学院大学のありさまについてのキャンペーンなどは、それに較べればほとんど1%程度の時間しか取っていません。
論文書きの時間の取られ方は、ほんとにハンパでありません。
よほど好きでなければこの難行苦行の論文書きの世界には入るものではありません。
研究はこんなに楽しいのに、公表がこんなに苦しくなったのはいったいいつからか、やはり米国が世界の研究の主導権を完全に握った1980年代くらいからでしょうか。
さて最後ですが、TPP的な大学で生活をするとTPPが日本に導入されたらどうなるかすこし実感できるとおもいます。英語のできない日本人はまあやはり奴隷的になりますね。より端的に失職、失業、クビですね。当然というか、しかたないです。もしも予算胴元系の派遣人材なら神棚にあげられて、あとは埃がかぶったままです。
英語ができてもまだダメで西欧人を納得させないといけません。それでやっとなんぼの生活ができるようになるんです。どう納得させるか、たいへんです。多数の日本人の嫉妬や偏見をものともせずに衆人環視のなかで、西欧人にピタリとはりつくしかないでしょう。下世話な表現ですが、一部外資系の社員なら誰でも知っている常識でしょう。
国税100%の組織がTPP的になるこれからの有様、わたくしもこれまでは、陰惨系での記述に努めてきましたがこれからは、お笑い系の記述に変化するべく努力したいと思います。
そうでないと、救いがなさ過ぎます。
ただわたくしのお笑いはおりおりにグロテスクにもあるので、極力記述の対象が誰か分かりにくいようにしようと思います。
それと、ノーベル賞既受章系のひとびとと、ノーベル賞願望希望系人物をお笑いの対象にするのは案外やりがいのあることではないか、と昨今の日本の科学技術の国情をみて感じています。ばかばかしいことがもっとももっともらしく行われるのが、いまや日本です。なんともくだらないのですが、皆真剣なのでお笑いを入れるしか、クスリがありません。