アジアの時代、香港空港にて考える

ホンコンのだだっ広い空港をトランジットのためにひたすら早足で歩きながら(とはいえ10分程度)、アジアの時代を生きるには相当な体力と神経の太さ、それにちょっとした創意工夫が必要、じぶんは70才だがまだ充分資格はあるなと再認識しました。
もしもあの意地悪な那覇の国際空港のカウンターのいうように荷物を預けたら酷い目に会わされるところでした。那覇ではインドまでのボーディングパスが出ないし、荷物を預けたら一度出国して荷物を受け取って再入国のはめになっていたのではないかな。
とまあれ、香港空港のお姉さんに連れられて、看板もなにも無いトランジットカウンターでインドムンバイまできのボーディングパスを得て、かつ帰国時にはここでどう行動すればいいのか、インストラクションを得ました。
要するに、荷物は絶対預けないこと、そのために小さなものにすること、そして自分がやらねばならないことを知ったうえで、ちゃんと教えてくれる人を探すこと、これが今回の場合のスムースに行くための必須条件でした
香港の空港はとてもきれいで、ショッピングもしやすいし、愛想もいいし、アジアのリーダー的な飛行場になっています。10年前とは大違いです。
そてこれから、ムンバイ行きのジェットウエーズとかいう飛行機に乗ります。飛行が6時間かかります。着陸は現地で夜中の12時を過ぎてからで、前回は空港ビルは暗くてつまずきそうな記憶があります。よくなったでしょうか。
出迎えはあると聞いています。わたくしの名前の看板を持っていると、もしも、いなければどうなるか、いちおう対応策はあるのですが、いて欲しいし、早く寝る場所に行って、寝たい心境になっているでしょう。空港でぼんやり立っていると色んな人が寄ってきますので、迎えがいないと困るというのがインドです。このビザのとるのの厄介さ、見たらちゃんと細かくなんの会合に出るかも書いてありました。恩着せがましく、滞在許可はホンの数日です。大きな紙でパスポートにベタッと貼ってあって、なにさまか、といやになります。
前回のバンガロールの時は旅行者であっさり入ったのでビザも必要なくホント簡単でした。今回は主催者が大げさなんですね(でもこれ読まれたらまずいからここでやめておきましょう)。まあ皆さん自分の範囲で善意なんですね。
善意が大きな迷惑になりがちなのがインドかな。中国では善意がホントに善意になりますね。
これからいくインドの悪口を書いているのでなく、それだけインドの敷居は普通高いんです。

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