維新塾の応募者の多さからのわたくしの夢想

お昼頃に比良の家に向かったら成蹊スポーツ大学のあたりから渋滞。ひどいのでよく知っている狭い道の間道を選んで家に行きました。後で分かったのですが、白髭神社の前で大きな事故で家族4人のうち3人が亡くなるという悲劇的な出来事があったとか。追い越しをかけた直後と聞きました。白髭神社で1時間40分トラップされたと近くのご夫人が言っておられました。
昼から夕方まで、ずっと敷地の中をうろうろ動いて、耕地をたがやすまえの準備つまり片づけで終わってしまいました。

橋下維新塾の応募者が2750人というニュースには誰でも立ち止まるでしょう。わたくしもです。かなりの政治的な出来事と思います。
塾に参加するためには論文提出が義務づけられているということですから、ミーハー的な応募ではなく、みなさん真剣なのでしょう。政治家は駄目、自分でやりたい、自分がでていって政治活動に参加したい、との考えを示す応募者が多いのだそうです。なるほど。
この2750人の中には、生命科学者も含まれてないかな、とちょっと考えてみました。いて欲しいような気もしますが、橋下維新の考え方は生命科学者にとってはそれほど近い考え方とはおもえません。戦略的な路線のとりかたの卓抜さにわたくしも感心していますが、でも橋下氏の政治路線はあまり理系にアフィニティのあるものじゃないような気がします。でも橋下氏はあらたな政治の季節を呼び寄せている感があります。この時期大変な功績です。維新という言葉の起爆力は相当にあります。右翼的なイメージをこわがらずに使っているのもたいしたものです。
理系、文系と分類するのは本意ではありませんが、理系らしい世界観を示せる政治家が出て欲しいな、と痛感します。理系らしい世界観とは自然科学の素養に基づく社会観、政治観ですね。もちろん考えはグローバルに通用するべきですが。
わたくしも、いま政治の話しを日常の雑談でもしたいのですが、話せる仲間がいません。議論の好敵手がいたらどんなに楽しいかとも思うのですが、なかなか、難しいですね。

仮説の好きなわたくしなので、夢想のひとつは日本のとるべき進路のオプションは、「21世紀的な鎖国政策」です。鎖国とは、と驚くというかアホとちがうか、と思う人が多いでしょうが。
すこしずつわたくしの頭の中で具体的になりつつあります。人口が減るのが条件で、いまの人口の半分以下、たぶん三分の一になれば具体案はみえるような気がします。根本思想は自給自足の考えで、世界の人々とフレンドリーにつきあうという、鎖国政策です。
エネルギーと食料と着るものは自前の国の中でつくることに生きがいを感じる国柄を考えるのです。
世界中の人達が日本に来て滞在したくて押すな押すなになるような、そういう国柄です。
鎖国ですから、日本語をしゃべれるというかしゃべろうとする外国人を優遇するという、思想を持った国なのですね。
逆説的にいうと日本は鎖国策をとれば世界ナンバーワンの国になるという路線が見えてくるのではないか、という考えなのです。この仮説、相手にしてくれるひとはいないでしょうか。

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