日本人の高校生である菅井まどかさんがローザンヌ国際バレエで優勝したのは最近の大きなニュースでした。けさ見たNHKのニュースで日本のいまのバレエ熱、40万人が習い、世界のトップレベルになったのはいいとして、トップとなった、かれらの将来は経済的にも地位的にも安心ではない、という趣旨でした、かなり興味深いものでした。西欧では、国立バレエ学校という大きな関門がありこれでバレエ熱はなかなか高まりにくい面があるが、にほんは裾野が非常に広く青天井で上手になる子ども達が沢山いるのだそうです。それで最終20人だかのなかに5人も日本人がいるのだそうです。
日本の大学院はちょっとこれと逆かな、西欧のバレエ状況に似ているのでしょうか。どうもやる気満々の子供など育てることは不可能で、大学院があっても英才教育にはほど遠い。
いまの日本、科学技術立国をもう一度始めるには、この日本のバレエ熱と子供向きの学校の広がりを参考にするといいのかもしれません。
きょうはこれから、講演をしに出かけますので、慌ただしいのでちょっと中途半端ですが、ここでやめておきます。