科学の英才教育をするのならどうするか。
わたくしは分からないことを、どうわからないのか自分で説明する能力を高めることだとおもいます。
分からないことをなんどでも見つけては、質問すること、返事をもらい、考えることだとおもいます。
おもしろいと感じたことを、面白いといってみたら、周囲がちゃんと反応する環境にいることだと思います。
面白いことを面白いとはっきり言い続けることが楽しい経験だと感じられる環境にいることだとおもいます。
知りたいとおもったら、どうしたら、知る事ができるのか教えてもらえる、手ほどきを受ける環境にいることだと思います。
知りたいことを尋ねる人がいる環境にいればいいのですね。
さらに知的な議論が(正しく)できる環境にいることだと思います。
議論というのは、ああでもないこうでもない、という類の話しあいですが、議論が面白い楽しいという環境にいればいいのです。
これらの環境がそなわれば、とても生き生きとした子供に皆なるとおもいます。
そして、そのような子供が7,8人、それ以上一緒にいる環境を作ってあげれば自然に活気がたかまり、一段のレベルの上昇がおこるはずです。
子供のあくなき向上心にこたえるためには、周囲の大人だけでは無理で、トップクラスの科学教育、研究経験者が周囲にいることが必要なのだとおもいます。
そしてさらに子供に対する、科学のコンペティションが必要なのかもしれません。クイズなどではありますが、科学にも能力を試すコンペティションが必要なのかもしれません。向上心を高めるためにはどうもやはりトップへ向けての努力のようなものが必要のようです。
小学生PhD、中学生ドクターなんていう学位でもだしますか。
これバレエの塾というのか、教室というのかそういうところで楽しそうに踊っている子ども達と先生方をイメージして、それを科学に置き換えて考えてみました。