研究土壌のやせ細りと欠落、

昨日のブログ反響があるようです。困っているひとがたくさんいるのです。困っているというより、気持ちとして必要とされないことからくるやるせなさというか、なんでこうも苦しい目にあうのだとおもうひとが増えているのでしょう。
問題なのは、沢山研究費をもらっている人達までもが、自分は大変なのだ大変なのだといって、合唱に参加してくるのです。でも次元の違う困りかたのはずなのですが。でも、外から見るとなにがどう困るのか、よく分からないかもしれません。
日本の科学研究の土台がすかすかになっているのは、研究をするための土壌そのものがやせ細ってきたというか、欠苦部分が増えてきているからなのであって、十分な肥料がたりないとかそういうレベルの問題ではないのです。続けられないので、研究から退場せざるを得ない人達が増えているのです。欠落部分の増大は若者の減少に如実にあらわれてます。

三月末で、ラボの構成がすこしかわります。新人が三人。うち二人は沖縄出身です。県からの研究費でヒト血液のメタボロームをやっていただくのです。辞めるUさんは本島の南部にある大病院にて先端医療の仕事に従事されます。うるま市からずっと一緒にやってっくれて研究の土台を作ってくれました。本当にお世話になり、ありがたい存在でした。新天地で活躍してほしいと期待しています。

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