きのうのはなし、わたくしの複数の親族までもがほんとうか、すくなくとも一部は本当にちがいないと思ったようです。その500万円はどうしたのか,とか思ちゃったみたいです。
でも、いや、みんなエイプリルフールなのです。
どうもわたくしは嘘つきの才能があるみたいです。そういえば,三人の子供のうちの一人がうそつき〇〇ちゃんといわれていました。ちなみに妻はウソが全くいえません。
きょうからラボに新人が三人来られました。それで集会を持ちました。いろんな話をしました。
そのなかの一つに、ことしからみなさん、自分で注文した研究上の消耗品の金額をラボのだれもがわかるようにしましょう、とプロポーズしました。こういう時代,研究で消費するお金の額を熟知することに相当な意義があるでしょう。わたくしは消費を監督する気はまったくありませんが、でもラボの皆さんがなるべく知っているほうがそして消費の経過がガラス張りで分かるようにするのが、将来役にたちますよ、ということです。さっそくそういうサイトをTくんが作ってくれました。
苛性ソーダが特級の塩化ナトリウム一本いくらするのか知らないよりは知っているほうがいいに違いありません。機械修理でサービスのひとが一回くると請求がいくらあるのか、知っていたほうがいいのです。
消費額についてなにも知らないでラボの若者が研究をするような傾向は芳しくありません。
みなさんおおむねうなずいていました。
研究費が少なくとも素晴らしい成果をあげられる、たぶんこれからの一つのトレンドになるでしょう。
いちばんかっこいいのかもしれません。