適正な紫外線量

沖縄の天気予報のひとつに紫外線というのがあり、非常に強い、という表示がでることはしばしばです。そうなると屋外での散歩や運動が日中はしにくいことになります。
沖縄の道路でこんもりと樹木に覆われているというのは滅多に経験がありません。
ですから運動不足、体重増加、メタボ病の増加という悪循環がおきているようです。

昨年いったインドムンバイの研究所は広大な敷地が樹木に覆われています。直射日光にあうことがありません。それで非常に健康にいいと思いがちです。
ところが研究所のメンバーに聞くと、日光照射不足になりがちになり子どもたちのなかにはビタミンD不足で骨組織の発達に問題がでることがあるのだそうです。
にわかに信じにくい話でしたが、そのあと構内をあるいているとそうかもしれないと思うくらい緑の濃い、構内でした。どこに太陽があるのだというかんじでした。

沖縄の住居空間は強烈な紫外線にさらされがちですが、ぜひそれを減らすようなことが屋外にいても可能であって欲しいのですが、いっぽうでムンバイの研究所構内のようになるのも問題にちがいありません。
夏の沖縄での、適正な紫外線量はどれくらいか、屋外にでて長時間運動をしてもいい程度の緑陰をもったモデル住宅地をぜひとも作って欲しいものです。

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