齊場御嶽(せーふぁうたきと呼ぶらしい)と久高島(くだかじま)を訪ねました。
前から行ってみたいと思っていました。
齊場御嶽は沖縄の最高の聖域(うたきとは神が降臨し鎮座する聖域でせーふぁは最高とのこと)ということです。首里のお城の人たちもお祈りに来たらしい。
さすがにすごい巨岩があり、特に一カ所は名前にふさわしい最高の巨岩でした。
問題はえらく人気のあるところらしくて、若者やおよそ縁のなさそうな外人などでざわざわがやがやの雰囲気でした。何かスピリチュアルなものを感じるのはわたくしには無理な苑内の雰囲気でした。でも強く記憶にはのこる場所でした。
また来訪しましょう。あまり人の居ない時間帯に。
久高島、こちらも人気があってフェリーが超満員で、高速船が臨時で出航するという盛況ぶりでした。沖縄最高の神ノ島との宣伝が効いているのでしょうか。
ほとんどが若者たちで女性が多い。あまりスピリチュアルを希求する若者とも思えませんでしたが。でもともあれ自転車を使って一周8キロの島を一周し、めぼしい見るべき場所は見ました。
わたくしにはこの状況下ではこれで十分でした。
あとは自分で適当に想像しますから。
齊場御嶽からもよく見える島です。本土的には、天孫降臨の場所、高千穂みたいな感じでしょうか。
高速船なら船着き場から、15分でつきますがかつては本島とはほぼ隔絶していたのかもしれません。
女性主導の島の祭祀と一年間の島の運営、ちょっと学んだ情報と現地踏査(?)の実感、これと一冊の本があれば十分に自分の考えは基盤的に作れるでしょう。
話は飛びますが、齊場御嶽のすぐそばにおいしいコーヒーとスイーツを食べられる店がありました。
いい雰囲気でした。恩納にはこの雰囲気はまったくありません。
島の南部、なかなかいいですね。ここらあたりで一ヶ月くらいすごしたいですね。
なんかすごいアイデアが湧いてくるかもしれません。
本島南部に大学とか研究所はあるのでしょうか。
あとはわたくしのこの2つの場所について、他の人からのインプットが必要です。この島の沖縄の歴史における位置はいかなるものか。
そのあたりの意見をうかがって、もう一度来ててみたい。こう思いました。
稔り多い、訪問でした。
お土産には孫たちに海岸で拾ったいろいろな小さな石とサツマイモのくずの粉末ですか。