復興ソング、花は咲くというおりおりにテレビで断片的にやっている歌、というか色んな人たちが花を一輪もって話しかけるように歌う、あの歌ですが、好きです。
かなり好きです。花一輪がとてもいい。
さっき割合長くNHKでやってました。なんだかじーんとしてきました。そしてひとりだけ歌ってない女性がいることに気がつきました。なぜ、誰なのでしょう。
じーんとしていたら、妻がなんで笑ってるの?という不都合な質問を台所のあたりからしてきました。笑ってなんかいません、という返事をしました。わたくしは、じーんとすると、笑ってるように見えるらしいです。やれやれ。
それでネットでどこかでやってないかと思ったら、ユーチューブでやってるらしいので、聞こうとおもったら削除されていました。権利者からのクレームのようです。ちょっと残念。
ともあれ、この歌の歌詞がいいし、プロもアマも歌が並列にならんでいて、その「並列さ」がなんともいえず、いいです。みんな一緒に復興で頑張りましょう。
大阪市の特別顧問をしている古賀茂明氏が、「関電が火力発電所でわざと事故を起こすなどして、大幅な電力不足というパニックを起こすことにより、原発を再稼働させるしかないという、いわば『停電テロ』のような状態に持っていこうとしている」(読売)という発言をテレビ番組でしたそうです。橋下市長は発言できるぎりぎりのところだろう、と言ったそうです。なるほど、市長は特に擁護はしないが、否定もしないという立場をとったのでしょう。
いまのように電力会社にたいする信頼が地に墜ちていますから、こんなことが起こるかもしれないという、警告を行政側がしても、特にひどい発言とはだれも思わないでしょう。
橋下市長サイドのいくさ上手を感じます。
こう言われると、関電はかなり怒ると同時に、事故がおきるとテロではないかと言われるので、現場は相当に緊張するでしょう。
琵琶湖の水に関西1400万人が依存していると聞きます。
福井原発に、想定をまったくしない事故や外国もしくは国内からのテロが起きる可能性は、1000年に一度の自然災害より可能性が低いとは誰も思わないでしょう。
ですから、もう二度起きてしまった原子力の被害、三度目が福井原発になることは本当に勘弁して欲しいとおもう、のはごく当たり前の感覚です。
この停電テロという1つの想定は1000年に一度の自然災害よりははるかに可能性が高い、と多くの住民は思うに違いありません。それで原発再稼働にもっていくのだとしたら。つまりそれくらい、関電は必死に再稼働がしたいらしい、と。
検察にせよ、電力にせよ独占的な力をもった日本の組織が必死になると、やることには相当とんでもないものがあるので、その極限的なものはこの関電停電テロだと言われてみると、その可能性は相当にあるかもしれないと思わせるのに十分な発言でした。関電が死にものぐるいで再稼働にむかうとしたらいったい何をするのだろうか、と考えねばならないのでした。