大津市中学でのひどい出来事、胆管がんの大量発生

大津市の中学におけるいじめとそれが原因の自殺、いたましく悲しい事件です。
加害の生徒達の行為はニュースなどで見る限り、あまりにひどすぎて正視にたえません。
何十年も地元民でしたから、どこの中学の出来事かきいていますし、名前を聞けば、やはりと思わざるをえません。
これもニュースでは、真偽は分かりませんが、加害生徒の親たちは有力者であり、関係教師や教育委員会関係者が手心を加えた可能性は否定できないのです。
テレビに出てきて説明をしていた関係のかたがたが能面のような顔をしていっさい感情をださないのが印象的でした。
ため息が出るばかりです。死んだお子さんはどんなにつらかったか。

印刷校正の会社での胆管がんの異常に高い発生は、どうもある種の有機溶剤の使用が安易に行われたことが原因のようです。溶剤を日常的に吸って、職業病としてこのような病がでてくるとは信じがたいことです。有機溶剤の危険性はもう何十年も前からよく知られた事実です。
ニュースによると、ジクロロメタンと1、2―ジクロロプロパンを混ぜた洗浄液を頻繁に使っており、室内の空気中の濃度が安全基準を超えて高かったとのことです。
同じ事業所で多数の胆管がん患者の発生がある以上因果関係の可能性は大変たかいのでしょう。
胆管がんは膵臓がんとなどと並んで難しいがんと聞いています。
アスベストによる中皮腫がんの患者も日本は多数居るのに、こんどは有機溶剤による胆管がんの発生ときくと暗澹とします。
日本は最低賃金も世界の中で低い方になったとのことですが、労働者の勤労環境も劣悪なところが増えているのでしょうか。社会の管理者の層の人々の倫理のたががゆるんできているにちがいありません。

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