男子サッカーオリンピックチームのベラルーシ戦を見ました。
1−0で勝ったので喜ぶべきなのでしょうが、でも釜本氏が辛口で批評したようにこのチームは駄目だな、という意見についうなずいてしまいます。
エースのはずの選手はどこにいるのか分からなかったし,いったいなんべん枠を外したら、気が済むのだろうというシュートの数々。
シュートを失敗して、顔をおおう日本の選手を何遍みたことでしょう。
だから勝った試合終了時に喜んでいたのは最年少でシュートをいれた選手ひとりでした。
あたりさわりのないことを言っていた、解説者もあまりの褒めることのなさにかなり困っていたようでした。
こういうのが現状ですが,でもこれが吉か凶か、といえばわたくしは吉といいたいです。
これだけ期待されない日本男子チーム、平素の凡庸な試合運びくらいは本番でも出来るでしょう。そしたら、また最年少選手が点を入れるかもしれません。
まさかスペインに勝つことはないでしょうが、まぐれで1−1になるかもしれません。人生万事塞翁が馬です。
スペインに負けても、その次の試合は、最年長の吉田選手がなぜか前に出て行って,点をいれて勝つかもしれません。
期待されてないので,枠にシュートが入らないのがなぜか誰かのミスシュートが相手にオウンゴールを起こして点が入るかもしれません。
なんかそういうまぐれが似合うチームと見受けました。というか、他の勝ち方がないと思いました。
そういう意味で、期待されないチームが期待の持てるチームになるのかもしれません。
人生しょせんまぐれで決まるという考えに近いわたくしとしては,防御を徹底的に強化すれば、なんとかなるかもしれない、と思いました。
そう思わなければゲームを見る時の興味が高まりません。
第一戦、スペインとの戦いでまぐれが3回くらいあれば、ひょっとしたらひょっとするかも。