休みなんですが、昨夜のなでしこ戦についてなにもいわないのは残念なので。
この世界に冠たるサッカー戦場の聖地(といわれる)で見た日本の女性達はこころからの感動でした。
わたくしの感動は、この女性達のたたかうすがたに日本のむかしからの女性達の連綿として続いた「必死のすがた」を見た思いがしたのでした。幻想かもしれませんが、それならそれでいいです。
この年になって、そのような女性達を遠い英国の特別の空間のなかでテレビを通じて見るというのはなんともいえない不思議さと同時に、研究でも経験した発見というかついに何かを解いたような気分になりました
これで今後日本の女性は?と聞かれたら、連綿としてつづく伝統の女性のひとつのすがたは「あのなでしこのたたかいぶりをおもいだしてください」と返事ができます。なんとマナーよく、しとやかにかつまさに勁草のつよさを示したのでしょうか。
それで、日本の男は?と聞かれても。
自分たちのことはわからないのです。たぶん、黒澤明と小津安二郎は知っていたのでしょう。