石垣島の白保で古代の人々の骨が発見されたというニュース。期待どおりとはいえ、胸が高まります。
新空港の脇のすぐ傍にある、洞窟で何体でしょうか10体くらい見つかったというニュースでした。
やはり生活に関わる付随したものは何も見つからないということなので、埋葬地ではないか、という新聞記事でした。
わたくしはかつて、白保海岸に立ったときに、心が震えるような感覚を覚えました。
こここそ日本人の起源になるような人々が2万年か3万年前にたどり着いたのだろう、と。思い込みかもしれないが、しかし確信に近い感覚でした。
胸の鼓動と頭をかけめぐる感動の高まりが、とうとうわたくしが来るべき場所に来たという感覚を益々確かにしました。
人がひとりもない海岸であったことg感覚をますます確かなものにしたのかもしれません。
100年近く前に柳田国男は沖縄が最古日本人が住んだのではないかとおもい短期住んだこともあり、しかも弟子に遺跡に米の化石がないか確かめるように言いつけていました。
2012年に初めてわたくしが石垣を訪ねた時にこのブログで、以下のように書いています。
昨日で唯一残念なことは、珊瑚で有名な白保の里付近で見たいものは全部見たのに、柳田国男氏の歌碑を見つけられなかったことです。何を彼は歌ったのでしょうか。
そうなのです。歌碑を妻と一緒に随分探したのですが見つかりませんでした。
今回の人骨は空港のそば、島の内陸側ですが、今後発掘がすすめば驚くような発見があるに違いありません。
長期間の保存が可能となった沖縄の地質環境に感謝。
私の古代沖縄人の探索は港川から始まったのですが、最近は興味を持つ人もどんどん増えているようです。
日本と沖縄の未来にとって素晴らしいことです。