今日は、午後から沖縄京都の2つの研究室の合同の研究発表がありますので、まえもって投稿しておきます。場所は今居る建物は会議室もままならないので、烏丸今出川の先まででかけて、きょうあす二日とやります。
韓国大統領は保守系ハンナラ党のイ・ミョンバク氏と決まりました。
日本ではいまだに慣習として韓国の人々の名前を漢字で表記していますが、いいかげんカタカナにしたらいいとおもいます。朝鮮の人達はもうほとんど漢字を使わないし、ハングルでやってるのですから、漢字にこだわる理由が分かりません。イ・ミョンバク氏は漢字からも想像しやすい発音なのです。新聞も最低限、まずカタカナ表記してその後、括弧して漢字名にするとか、この点で進歩して欲しいものです。
日本生まれの大統領ということですが、このかたの短い伝記的なものを見るとたいへんな立志伝中のひとのようです。特に幼少の頃に貧しくて、小さい頃から働いてきていて、大学卒後は猛烈に働き成功して、大企業のトップになったとか、さらにはソウル市長になっての手腕とか。田中角栄氏との類似性がいわれますが、わたくしはこのイミョンバク氏がキリスト教信者であること、シュバイツアーとかを尊敬すること、など経済活動でクリーンとはいえない経歴の類似性はあるものの、だいぶ異なった人物像を思い浮かべます。
現韓国大統領よりは格段に日本にとっては付き合いやすいようですが、しかし、いっぽうでかなりのタフネゴシエーターでありそうです。
中国の政治指導者はわたくしにはさっぱり理解できないのですが、ロシアのプーチン氏、北朝鮮のキム・ジョンイル氏、それにこんどのイ・ミョンバク氏と個性的な政治指導者が北東アジアには揃ったな、という感があります。
しかし、韓国にはどうも悲観論というか自滅的な政治活動がともすれば出やすい環境がありそうで、この新大統領が力をふるえる政治社会環境がそもそも生まれて来るのか、という疑問をもちます。