腐った羊水?

年に一回はあるのですが、風邪が悪化してとうとうきょうはダウン。
いちにちひたすら寝ていました。熱もちょっと出ましたが、やはり年ですから、風邪でもなんでも寝込むというのはかなりこたえます。
それでも飲んだ薬でよく寝たせいか、咳もおさまり今このブログを夕食後に書いています。

幸田なんとかいう歌手さんが35才だか35才を越すと妊娠しても羊水が腐るとか発言して余波が大変なようです。
このひとたしか京都のどこかの高校を卒業しているとか聞きましたが、学校での生命科学教育がもうすこしちゃんとしてればこういう発言はなかったろうにとおもいました。
高齢出産がある種の危険を伴うということは誰でもしっているのでしょうが、その危険性はどうも受精卵の発生のところにあるようなのですね。ダウン症の頻度は染色体の分配が正常でないことからおきますが、なぜ高齢になるとそのような頻度が増すのかその理由が分かりませんが、事実はそうです。いっぽう出産に必要な子宮のほうは驚くほど頑丈というか丈夫な器官らしくて60代の女性が借り腹をして、立派に赤ちゃんを産んだこともニュースを賑わしています。
卵を作るのは卵巣なのですが、女性ならしっているようにメンスと卵形生は密接な関係がありますね。卵巣から排卵したのに授精しなければ、子宮の内膜の一部がはがれて血液などと共に体外に排出されます。
日本人の月経の始まりは12,3才とかいわれています。つまり初潮以後は妊娠可能なのですが、卵巣から排卵された卵は多く使われずにいます。しかし卵巣はこういう表現はどうかともおもいますが、一生懸命に卵を作り続けています。12才からです。もったいない話です。
結婚の高齢化を考えると、初潮を遅らせたらいいのではないか、そうすれば卵巣の働き続けによる高齢化もずっと遅らせられるのではないか。自分の人生設計を40代以降に子供を産みたいとかいうのにしたい人は、初潮の開始をずっと遅らせられないだろうか、
こういうのはわたくしの素人知識による、完全な思いつきですが、子宮は60代まで立派に機能するのだから、卵巣の疲弊を出来るだけ遅らせることが可能なら、世の多くの女性のキャリアー選択もかわるでしょうに。50㈹60代でも初産をして立派な赤ちゃんを産める時代が来るかもしれません。
でも20才になっても二次性徴がまったくないのも困るので、結局二次性徴をおこさせても、なおかつ排卵が起きないようにすることになるので、困難だとはおもいます。

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