千歳ー関西ー那覇、大阪人の印象、これからの沖縄

きのうは千歳空港の積雪の混乱が続くようなので、急遽神戸空港発の便に変えました。
予定の便は関西発なのですが千歳からの到着便だということを知っていたのと、ネットで運行状況を見ると、予想どおり千歳からの便は日曜日に12時間以上の遅延だということがわかったからです。
便を変えるのはちょっと厄介な状況でしたが、幸い日曜でしたが秘書のTさんに携帯がつながってわざわざラボにきて変更をしてもらいました。
この判断は正しくて、神戸空港からの便は順調に出ましたが、神戸でも千歳への便は数時間の遅延のようでした。
わたくしはもうずっと前から思っていたのですが、伊丹空港は極力縮小すべきであるという持論ですが、理由は大阪人(わたくしのような滋賀人も)は関西空港をもりたてるべきというものです。首都圏ですら羽田が東京、成田は千葉県です。一つの県やや府に2つも大きな飛行場があるところはありません。今回神戸空港にいって、伊丹はもういらないと思いました。神戸と関西の2つの空港をとりあえずもり立てるのが素直な方向でしょう。とかく、大阪人が利便追求ばかりで放縦という印象を与えるのも、全国的な信頼感の欠如と関係があります。やはりひったくりも全国最多ですし、大阪人は我慢とか忍耐が他に比べると格段におちるという印象を周囲に与えています。
悪口ついでにいうと、京都では食べ物を注文して5分以内に出てこないと、怒り出して食堂を出て行ってしまうのはすべて大阪人ということになっています。

那覇空港から研究センターまでタクシー運転手さんと、これからの沖縄についての雑談をしました。
工場誘致などは何を作るかによりますが、この島での部品調達を考えるとやはりかなり限定的なものになるでしょう。
旅行者も大切でしょうが、長期滞在者つまり学生とか研究者と技術者とかがおおぜい来るようになるのは、沖縄にとって欠かせない視点でしょう。沖縄の気候と人情を気に入る外国人が増えることもこれからの大きな長期目標でしょうね。
日本にとって、沖縄が現代日本の歴史においてもまた将来の国際関係のうえでも地政的にも枢要な地位を占めてることは間違いありません。
それなのに県民所得が東京とくらべると半分以下、全国でも断トツの最下位という実情が日本という国にとって名誉でないことは間違いありません。米軍基地にあえぐ沖縄に将来的に明るいイメージをあたえるのはやはり県民の生活水準が高まることであることはいうまでもありません。

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