昨夜は首里にあるホテルでとまりましたので、朝食後に散歩しました。坂も多く、首里城の近辺は住居と公園が混在して気分がよくなる一帯です。
もうすこし歩きたかったのですが、5千歩でホテルに戻ってきました。
三日間旅行や研究室内それに会議室内にいまして歩く時間がなく、足もなまっていましたから爽快さです。
オペラの歌曲集をiPodで聞きながら昨日あった評価委員会で聞いたいろいろな意見を反芻しました。
朝一番にわたくしがまず発表して質疑応答がありました。その後退室して委員だけでの議論があります。続いて研究ユニットの研究員が三人しゃべりまして、各自に質疑応答がありました。
それから、研究室を見学してもらって、実験室内に準備したポスター5人分を時間は短かったですが、それぞれに見てもらいました。そのあと、評価委員だけでの会合がありまして、終わった後でわたくし一人だけで5人の評価委員といろいろお話しをしました。
5人はみな関係分野の世界的権威といえるひとたちで、うち4人は欧州英国からですから、ほんとに遠路来ていただいて(27時間もかかったとか)、このようなわれわれだけの研究に時間と日数を過ごしていただいたので深い感謝の念があります。
研究室の若いメンバーにも深甚な影響があることは言うまでもありません。研究人生における大きな出来事の一つと思ってもらっていいでしょう。
評価の結果自体はとても良かったのですが、研究室の運営者としては各委員のいろいろなコメントの裏というかコメントすることの背景にある考えをよくよく気持を正して受け止める必要があるのです。
こういう評価委員会というのは、本来的になかなか厳しいものなのです。やる方もされる方も。
ある意味一番厳しい意見は一番親しいというかよく知っている人物が言えるのですね。ですけれども面前で直接いうときには一つ薄い皮というか透けて見える程度のカバーをせざるをえないわけです。
今後書面でのリポートをいただくことになります。