帰路の最後の段階、ユーロと円の価値の落差、チベットと中国

いま帰路の最後の段階東京から京都までの新幹線車中です。
荷物を預けたのと便がすこし遅れたので、前もって買った切符特急券座席が無駄に。乗り遅れたら、立ってしかのれないとの窓口の言でした。
空いてるの?と聞くと、結構混んでるかも、という返事。
しかし実際には超ガラガラ。そこで新たに新規に買った切符で座りました。ですからこの成田エキスプレスは当日の最終電車くらいを予約しておけば安全ということが分かりました。自由席のないJR東日本の成田エキスプレス、兄弟のJR西よりもせこい商売をするな、とかなり感心しました。それから、民間になると慇懃無礼的な口の利き方をするな、とも実感しました。

帰りの便、エールフランスでしたが、満席でした。ユーロの勢いはすごいものですが、しかし一方でユーロに参加したイタリーあたりでは新貧困層が生まれているようです。なんとなく分かります。イタリア人は、ドイツ人やスイス人に比べればずっとお人好しだし、ヨーロッパの中では損をするしくみがあるような気がします。そこでしびれをきかしたのが、マフィアなどというと安直すぎる解釈ですが。
日本も円高になるのが一番いいと思うのですが。庶民の直感としては。円高といっても、ユーロあたりとの円安が残るのでは駄目で、1ユーロなら100円、ドルなら70円とか60円台が本来のレートだと思います。それがドル100円、ユーロ160円とかいうのですから、なにかがおかしいのです。

チベットのことを書きたいのですが、書き出すと、とめどもなく中国政府というかそれに付随した中国側議論に悪口を書きそうになるので、やめています。
柳田さんの嫌いなのは、犬と、大阪人と中国人ですね、とある読者にいわれました。
ちょっと違うのです。わたくしに向かって剣呑な顔つきで吠える犬はだいきらいです。大阪人は総じて好きですよ、大阪的なもので嫌いなものはたしかに色々ありますが。中国人は嫌いではないです。腹の底まで話し合えるというか、とことん議論できるアジア人です、議論好きなわたくしとしては嫌いなはずがありません。

追記 結局自宅には夜の11時20分でしたから、24時間20分の道のりでした。

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