調査捕鯨をやめるか中断するべき、健康談義

調査捕鯨に乗っていた人たちがみんなお土産に相当量の鯨肉をもらって、それらがかなり市場に流通しているとのニュースを見ました。内部告発によるとありました。
これは非常にまずい、ニュースです。
調査捕鯨という科学的目的に従事していたはずの人たちが何百人も相当量の鯨肉を手にするのは「研究調査」にはまったくなじまない、行為です。
反捕鯨の人たちに、非倫理的行為といわれても返す言葉がないでしょう。捕鯨賛成のひとだって、こういうお土産付き調査の正確性、正当性に疑問がでるでしょう。
どうしてこう世界の批判という状況下で関係者が、物的な利益を得るような行為に出るのか、分かりません。ガッカリしたと同時に、調査捕鯨を支持しようとする気持が完全に無くなりました。
調査という「中立」的立場の人たちが、鯨肉を食べるか売却しながら仕事に従事するのでは、とても説得力のある報告にはならないでしょう。わたくしは、このニュースが真実を述べているのであれば、調査捕鯨をやめるべきか、中断すべきとおもいました。

昨日の健康談義の続きをもうちょっとしておきますか。
健康は大きく3つに分けて考えるべきとおもうのです。
一つは生まれる前の赤ちゃん時代から10代後半までの成長期、
もう一つは大人というか、成人期から壮年期の定常期
それに老年期ですね。
成長期の健康は両親というか傍にいる大人が見てあげる必要がありますね。妊娠から出産までは母親がどうしても気をつけざるを得ません。この時期の健康は成長があるのですから、大人になってからのものとは自ずと違うでしょう。
定常期の健康については、いうまでもなく自ら律する以外に方法がありません。しかし、周りのひとたちのちょっとした注意とかアドバイスがとても大切だし、「正しい」「誤った情報に惑わされない」健康に関する知識はありすぎて困ることはないはずです。
老年期の健康ははまだまだ未知のことが沢山あるとおもいます。
だいたい90才まで生きた人などは昔はあまりいませんでした。長生きして始めてあらわれるもろもろの健康問題は、あたらしい個人的にしてかつ社会的課題でしょう。ただ長生きすればいいのでなく、可能であれば自らのことは自らできる健康が大切なことは言うまでもありません。
これらすくなくとも、3つに大別できる健康について、ひとりひとりが自分の意見と、自分のライフスタイルをもたねばならない時代になっているのだとおもいます。
宗教色が非常に薄い日本の国情では、健康をどう基本的にかんがえていくのか、社会的に合意を得られたら、幼いときからそれに沿った教育が大切だと思います。
命を大切にという言葉がありますが、そこに健康問題は密接にかかわるのでしょう。

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