考えさせられる記事2つについての感想。
グリーンピースの活動家ふたりが警察に逮捕、理由は青森で鯨肉を窃盗したとの容疑とのこと。グリーンピースは即時釈放を要求とのこと。逮捕されたのはオーストラリア人かとおもったら日本人でした。意気揚々と船員の鯨肉もちだしの証拠物件をしめして記者会見をしようとしたら、家宅捜索、逮捕ということの展開で、グリーンピースジャパンは怒り心頭のようですが、日本国内では同情する向きはほとんどないでしょう。
でもたぶん海外メディアはとりあげるでしょう。逮捕されたのが日本人なので日本にも良心的な連中が少数ながらいる、という評価になるでしょうから、グリーンピースジャパンももって瞑すべしではないでしょうか。
このグリーンピースの資金源はどこなのでしょうか。よくいわれる石油メジャーというのは怪しいのですが、どういうふうにこの人達、生計を立てているのか、興味があります。クジラでめしを食べられる数少ない人たちです。
いっぽうで、警察ずいぶん力こぶがはいっています。なぜでしょう。
やはりオーストラリア政府やマスコミでの、この問題のあつかいに、国粋的に非常に怒っている日本人は多いでしょうから、検事や警察エリートのなかに正義のために、おもっているひとがいるのでしょうか。
それにくらべ、朝日素粒子の鳩山法相死に神表現は、法相にこのように怒られてしまえば反論のしようもなく、かといって謝罪もしたくないので「ほおかむり」になるのでしょうか。
でも産経ばかりか共同通信まで大々的に報道しているので、朝日にとっては随分なネガティブな効果になるに違いありません。
素粒子はなるべく読まないようにしていますが、それでもたまには見ます。そのあと、いつも読まなければ良かった、と後悔しします。天声人語もだいたいそんな感じです。ただ、天声人語は長いので、途中でやめるので、結論は見ないですみます。
わたくしは、この素粒子の書き手さんは、飲酒をしてから、書いてるのだと勝手に思うようにしています。まあ、酒を飲んでいるのだから、しかたないか、とおもうようにしています。
この死に神発言、死刑囚の気持ちはそんなものだろうと想像したのでしょうが、これは死刑囚にたいする侮辱だという、法相の意見が正論に聞こえてしまいます。
ここはさっさと謝罪するのがいちばんいいのだと思うのですが、そうはできないでしょうね。
沖縄では梅雨明けでしたが、京都はまさに梅雨入りですか。
いよいよ引っ越しです。さみだれ式なので、長いことかかります。