カナダ人のおなか、北米の態度とは、

モントリオールのダウンタウンを歩くと、たしかに相撲なら幕下、三段目くらいの重さというかボリュームの人がたくさんいますが、みなカナダ人とは限りません。
北アメリカのパリといわれてるのだそうで、グルメ人が沢山旅行者にいるのかもしれません。
しかし関心をもつうちに、歩行者の顔でなく、お腹を見る癖がついてしまいました。
千差万別のお腹でした。日本では考えられない大規模なお腹がたくさんあります。

1時間の観光船に乗りましたが、5,6人一家すべて肥満、超肥満でしたのはガイドに聞かれて、オレゴンから来ているとかいってました。

夕方郊外であった音楽コンサートに行くべく地下鉄にのりました。
アナウンスがすべてフランス語で標識もすべてフランス語なのに感心。
外国人など誰ものってない京都大津間を走る京津線でしつこく英語と日本語の案内放送が入るのよりずっとましです。モントリオールは基本的にフランス語の町であることを理解しました。
地下鉄に乗っている人々では肥満者の割合がダウンタウンより激減している印象をもちました。顔立ちもラテン系、しゃべり声もすべてフランス語で印象がかわりました。
そういえば台北でも電車にのって町の印象がだいぶ変わったのを思いだしました。

モントリオールの町はたしかに清潔であり、かつ町の活気もありました。冬は寒いんでしょうが、夏はまあいいのかなと思いました。ヨーロッパの魅力と北米の態度(attitude)とこちらのパンフレットにありました。北米のattitudeとは何を意味するのか分かりませんが、率直さフランクさなのでしょうか。

カナダはここと、トロントしか知らないのでなにも知ったかぶりはまったく出来ませんが、温厚、穏和、大金持ちもいないしとんでもない野心家もいないし、健全な国という印象がありました。
デジタルよりはアナログがに合う国なのでしょうか。フランスはケベックでは英国軍に勝ったとか、これもパンフレットに書いてありました。フランスはケベックを非常に大事にしています。

さて、あすは研究所訪問で、サイエンスサイエンスです。きょうは名所見物の間もひまさえあれば講演などの準備をしていました。
なかなか夏休みののんびりした一日がとれないものです。

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