米国では民主党大統領候補一色ですが、クリントン夫妻がオバマ氏を強く支持したとか、この時期ニューヨークタイムスは民主党の機関紙となります。
このあいだのカナダ旅行での草の根にたいするわたくしの取材によると、
オバマ氏はよい候補かもしれない、しかし取り巻きが非常にわるい。
オバマ氏が米国大統領になればアフリカ大陸のこれからはまったく違うものになるだろう。
という2つの意見が印象的でした。
民主激震!「参院新党」にあの姫井議員ら5人参加へ 、という産経の見出し。産経が最初に記事を出してました。ホントかな、と思って他紙を見たときにはどこも出ていませんでしたから。民主党というわけの分からない政党の一部からわけのわかる(政治欲がまるだし)動きがでてきました。小沢代表を本気に嫌うひとはやはりいたのかな、と勝手に思いましたが。この顛末を知るにはまだ半年も一年もかかるのでしょう。
アフガニスタンからの悲しいニュース。たぶん本人がいちばん危険を感じていたはずです。ごくさいきんも数人の外国人女性が無差別射殺されたとかいうことですから。危険をひしひしと感じていたのではないでしょうか。善意にみちた素晴らしい日本の若者です。危険が迫ったときに、瞬時に彼を帰国させる動きがなかったのでしょうか。情勢の変化にごく短時間で対応することができないと、もう決していかないという、消極的な援助しかできなくなります。残念です。
昨日のつづきのようなそうでない話ですが、江戸時代外国からの使者がある徳川将軍に拝謁したところ、どうも話が通じるような相手ではなさそうでしたとのこと。先天的な知能障害をもった脳性マヒでをともなっていたとの記録があるそうです。第何代将軍かしらないのですが、この使者は日本という国がこのようなトップをいただいてなんのわだかまりもなく、大変におおらかで素晴らしい国だと報告したそうです。将軍を囲んで世話をするひとたちもまったく恥ずかしがってる気配も無かったとのことです。もしかしたら、子供だったのかもしれません。
もうひとつ、生類憐れみの令をだした将軍綱吉は非常に小さいひとだったらしい。
当時の記録では将軍が非常に小さいとはあまり書いてないのだそうですが、歴代将軍の墓所にある位牌の大きさからわかるのだそうです。受け売りなのでどこまで本当なのかわからないのですが。
心配になってネットで見ましたら、やはり身長124センチとでていました。
わたくしが興味をもったのは、生類憐れみの令という不可解な法律はかれのこの例外的な体躯と関係があるかもしれないと思ったのです。この動物を殺生しないという社会的なルールにより、当然ながら人々の生き物に対する関心が高まらざるをえないわけです。
嵐山光三郎氏の受け売りですが、芭蕉はこの社会的気分に巧みに乗って、名句をつくったとのことです。古池やなどがその代表だとのことです。
わたくしはこの綱吉の体の小さなこと、芭蕉が生類憐れみの風潮に巧みに乗ったという、ことなど始めてその時代をリアルに感じたエピソードでした。そしてこれらが本当なら昔も今も人間は変わらないな、とおもうのです。
わたくしは、研究もふくめて、常に少数者が時代をつくるという意見をもっているので、こういう話は格段にすきだし、昔の日本人は当時はどうおもっていたのかわかりませんが、今の目でみると、ほんとに面白いひとたちだとおもいます。まあちょんまげ結っていたいのですから、ヘンな人たちのことはまちがいありませんが。