Fight with me、メディア劇場とメディア合戦

わたくしと共にたたかってください。そうすれば変化がおきます。
こういうメッセージを共和党のマケイン候補は言っているようです。オバマ候補と根本的にかわりがありません。ただ、マケイン候補はベトナムでの5年とかの絶え間ない拷問をともなった捕虜生活があるので、たたかおうと言えばかなりの迫力があります。
こういうセリフを言って似合う日本人はあまりいないかもしれません。スポーツ関係ではありえても、政治家が国民にいうセリフとして、日本の政治家で言えそうな人を考えましたが思いつきませんでした。
わたくしも、自分のラボの人たちにそういったらどうなるかちょっと考えてみました。ついてきてくれそうな若い人はいるかもしれません、いやいるでしょう。ただ、自信を持っておれについてこいと、自分はどこまで言えるのか、わたくしは自信がありません。
72才だかのマケイン候補はやはりすごいな、と思わざるをえません。すこし前に、がんになって治療もしていたと聞けば、ますますその感が深まります。

自民党総裁選、5人だか6人だか沢山の候補者たちが出そうです。
民主党とは大違いということを示しているのでしょう。実際大違いですから。
この小沢代表の力というか昔剛腕といわれてパワーはたいしたものですが、でもかなりの暗さがつきまとうのは、いやな感じです。
周囲も分かっているのでしょうし、本人も分かっているのかもしれません。

きのうあたりから、メディアの劇場が活発化してきています。この調子だと、総裁選直後の組閣と国会解散となるかもしれません。
わたくしもそうですが、わすれっぽい日本人としては目の前にあった活発な自民党をみると、このあいだまでの、批判が消えてしまうかもしれません。
しばらくはまた自民党にまかせてみるか、なんていう雰囲気になりそうな気がします。マスコミ自体がそうなりたい、という雰囲気がいまから醸し出されているようなかんじです。
民主党もそうなるのではないか、そうならないためにはどうしたらいいか、必死になって考えているようですが、いかがでしょう。
しばらくは、自民党と民主党のメディア合戦というところですか。

しかし、一方で株式は今日またまたひどい暴落なのですが、米国先導なので、政権党に特に批判が向かうことはないのでしょう。
しかし、つらい世の中になってきました。
一部に真剣におこりだしてきた若者もでてきたようです。大学生などはある種の特権階級なので、いわゆるアルバイトでその日暮らしをしている若者たちが立ち上がったら、既成の政党なぞまともに対応できないでしょう。

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