静寂の二日間、民主党勝つのでは

けさ家をでるときなんだか晴れ晴れとした感をもちました。
なぜだろう、と考えました。
仕事の内容は詳しくはいえませんが、懸案の仕事がこの二日間順調に進んだからかもしれません。
それとも、この二日間、妻が東京に所用ででかけて、わたくし1人でこの大きな(それほどでもありませんが)坂本の家で過ごして(豪雨で週末は比良のほうには行きませんでした)、その間実に静寂な時間を過ごしました(折々に家猫が悲しそうに啼いていましたが)ので、なにか家の精気を体に吸い込んだからかもしれません。
この年になると、静寂というのは元気づけの一つの方法かもしれません。

しかしラボにでれば、もう週末にはフランス行き、会議が終わった後は結局英国に二日ほど行くことに結局決めたので、気分的には慌ただしいです。しかし、実際にはそうでもなく、われながら迅速果敢に仕事を消化しています。これでよし、です。

ところで、民主党こんどの総選挙で勝てそう、勝つのではないか、という印象を持ちました。自民5対民主1なのに、1のほうの小沢氏がここまでは印象点で勝っているとおもいました。
すこし分析的な印象を言いますと、
(1)自民小池候補はかなりの失点でした。大臣としては立派だったかもしれませんが、首相候補として空辣な存在でしかない印象でした。出馬が5年早かったかも。彼女の為にも残念、彼女はやはり小沢氏にずっと付いていたほうが良かったのかもしれません。独自の政策がないとの印象が強すぎました。
(2)与謝野候補が政策で麻生候補と対立できなかったのはかなりの誤算。
(3)麻生氏はほんとに国民的人気があるのか、たいへん疑問。しゃべり方がマッチョ的でうっとうしい。これから、しゃべればしゃべるほど、人気は上昇どころか、下降の可能性があります。政策がはっきりしないので、自民党のこれまでの実績を主張するのでしょうが。小沢氏の人気の上昇はなくても、これまでの政治家としての知られた実績と比べると、麻生氏はしゃべればしゃべるほど、よくわからない、マッチョ系の人物という印象が拡がるのではないか。ただ、人柄的に悪辣な印象はないので、本当はさっぱり路線で行けばいいのかもしれません。しかし、いまさら。
(4)小沢氏については、感想はありませんが、彼の言うとおり、負けたら政治家やめるのでしょう。そこが福田首相とのちがい。
(5)いろいろ政策を並べていますが、わたくしは、3兆円かかると言われている、高速道路タダにする、選挙で勝てば直ちにそうする、という政策をみて、それで民主党が勝つとおもったのですから、所詮わたくしの政治談義などはこの程度の床屋政談ではあります。
しかし、自民党は政権党の悪辣さは十分にもっているので、絶え間なくひそかに世論調査やって、不利な結果がでれば、自分たちに有利になるように、最後の最後まであがくでしょう。そしてそのあがきは、前原とか岡田とか、ノー天気な若手指導者の民主党には充分に効果があるでしょう。

タイトルとURLをコピーしました