筑紫哲也氏の死去、信楽の壷

東京は朝は雨、評価の会に出て、建物の外にでましたら止んでいました。
帰路の新幹線で書いています。

筑紫哲也氏が死去とのこと。73才ですから、元気ならまだまだ10年くらいは活発な言論をしたでしょう。温厚だけれども、引かないときは引かない、というタイプの人のようにみえました。マスコミ世界では最も知られた人だったのでしょう。肺がんとは残念です。スモーカーだったと聞いています。マスコミの世界ではスモーカーは非常に多いので、禁煙の先頭に立って運動してほしいかたでした。政治的には何をどのように目指しているのかはわかりませんでしたが、よりよい正義の国を常にめざしていたことはまちがいありません。

名古屋をでて車窓を見ていて、ふと思いだしたのですが、このあいだ久しぶりに信楽に妻といきました。有楽会があったからです。新しい名神の高速道路を帰りに使ったら時間の短縮が大きいのでびっくりしました。TS氏の壷を購入しました。わたくしとしては大枚をはたきました。そろそろ会も終わったし、送られて来る頃かな、と急に楽しみな気分になりました。家の中のどこに置きましょう。考えてみると、これまでに皿や花器や雑器などは信楽でたくさん購入したのに、壷はこれが始めてです。壷をみていると、心が乱れる、場合によっては狂うようなおそれをもっていて、いままで買うのを無意識に避けていたかもしれません。
追記 家にもどったら、壷が着いていました。有楽の奥さんのメモが入っていました。この壷の寿命がすくなくともあと100年はありますように。

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