昨日朝、バスを降りてから研究室までの短い距離の間に大きなくしゃみが3回出たので、よもや花粉症ではと心配したが、どうも風邪の前兆だったらしい。
夜家に帰って、食事のあとに気分がすぐれなかったが、やはり今朝起きたら頭喉鼻が駄目で、微熱が出てるので今日は出勤中止。あしたの東京での会合もキャンセル。
金曜から沖縄に行くので大事をとってます。
昼過ぎまで寝ていたせいか、気分もよくなり、起きてこのブログを書いてるところ。
今日は知恩寺の「手作り市」の日なのに、これにも行けず残念。来月も15日は外国にいそうなので、かなりがっかり。
寝ていてそんなことばかり考えていたわけでなく、この4月から来年までに博士の学位を取って貰いたい研究室のメンバーを一人一人考えていた。
何人かはもう大丈夫か、ほんとに最後の最後のデータが出れば論文を書いて投稿まで行けるだろうが、何人かはまだ先が長い。
いちばん困るのは、その後の彼らの身の振り方。「学位を取ってからあなたどうしたいの?」と聞くと、思いもよらない質問を受けたといわんばかりに、目をぱちくりされることである。こちらこそ、思いもよらない反応をされて驚くのだが。だいたい会話はここで止まることが多い。
なかにはそういう質問をされると、涙目になってしまうのもいる。
わたくしは、内心「こりゃだめだ」と呟いて、その類の質問をやめるのだが、こんなに偏差値の高い青年達が彼らなりのはっきりしたというか割り切った職業観をもてないのはなぜだろう、と考え込んでしまう。
まともに返事が出来ないのは、あまり考えたことがないのだろうか。それともかんがえすぎているのだろうか? よく分からないが後者だと考えたい。
この問題いろいろ考えてるのだが、今日のわたくしの寝てる合間の「休憩時間」はごく短いのでここまでにします。
かつて、研究室にいたYYさんがK大生のシンデレラ症候群を説明してくれたが、あれは女子学生のことだけでなく、男子学生のことでもあるのだろうか。シンデレラ症候群を説明すると、つまり誰か王子さんのような人がやって来て、自分の持ってる素晴らしい価値を認めてくれるのだと、その瞬間を待ってる人の心理をいうのだそうだ。