春分の日の花、政策の大転換(続き)、染色体と栄養

春分の日です。肌寒いかんじで、きのうとは大違い。
比良の家のほうにきて、さくらんぼを猿飛佐助にとられない算段を途中までですが、妻の助けをかりてやりました。
失敗すると、口惜しいのでどう算段したかは具体的な方策は書きません。
サクランボの花、きれいに咲いていました。梅も咲きました。サンシュユも。
いい季節となりました。これで、コブシとナシの花がが満開となれば、春です。
桜は三本あるのですが、まだ若木なのでそれほど立派な花とはならないでしょう。
夕方、大きな木の切り株も散歩道の途中から運びました。ギックリ腰になる寸前の重さでしたが、なんとか運べました。座ってみると、なんとも座り心地がいいのでした。

昨日のつづき、政策の大転換で書き足りなかった点をちょっと足しておきます。

タンパク源である窒素栄養物を枯渇したときに、じっと生えないで小さな細胞となって、成長拡大路線を否定して、成長無し、リサイクル路線でいく政策以外に別な政策がありました。
それはこの世をあきらめて次世代に命を託す、というものでした。具体的には性の異なる細胞とセックスをしてタマゴというか胞子に変身してしまうのです。胞子は、別な細胞とセックスをすれば遺伝子を組み換えることになるし、元細胞は無くなって、あらたに生殖子であるものになってしまうのですから、これも政策の大転換です。次世代というか来世作戦とでもいいますか、適当なご時世がくるまで、種子のような胞子になって、静かに待っているわけです。胞子がどれだけ代謝活動をしているのか、分かりません。大賀ハスのように千年もタネで存続するものがあるのですから、ほとんど死んだふりをしているのがタネとか生殖子には多いはずです。
窒素源を枯渇するのでなく、炭素源であるブドウ糖を枯渇というか低下するとどうなるか。窒素源とは大違いな点はリサイクル路線をとれないので、つまり糖分は分解したら元に戻れないので。
低濃度グルコースに対応する方策を持っているはずです。その詳しい方策は最近のわたくしの研究上の大きな関心となってきました。

染色体の研究で、研究者としては終着する、と思っていたのに、栄養というものがわたくしの研究上の大きな関心となったのはまったく意外でしたが、人生そんなものかもしれません。
今年のわたくしの個人的な目標は、染色体と栄養を結びつけるというものでして、どんな風に結びつくのか、楽しみです。なんとなく、あてがないのでなく、あてがあるような感じに最近はなってきました。

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