イチロー選手、森和俊さんの受賞、藤沢久雄さんの訃報

イチロー選手が日米で打ったヒット数が張本氏が作った大記録を抜いたとのニュースです。
日本のマスコミがこれを大きく取り上げるのはいいのでしょう。誰もが張本氏の記録は抜けないと思っていた時期があったでしょうから。今日は張本氏の目の前で3086本目を打ったとか。タイにならんだ昨日は満塁ホームランとか。天才、千両役者的な選手としての振るまいはもちろん、いまや日本国民の好感度ナンバーワンとなりました。あのWBCでの「独得の耐える」態度と「最後の決定的打点」によってウエットな日本人にもとうとう完全に認められたのでした。わたくしもこのブログでイチローを取り上げたのは25回目になったようです。
時代を自分のものにたぐいよせた経過はこれからも何度も何度も語り継がれるのでしょう。
人気と実力がかならずしも一致しない日本では久しぶり、相撲の大鵬以来なのでしょうか、完全に一致したのは。

そういえば、理学研究科の森和俊さんがカナダの大きな賞を山中さんと一緒に取られたとの嬉しい報道がありました。
森さん、わたくしの娘夫婦の剣道部時代の先生でお世話になったとのことでした。そういう、私的なことは別として、森さんのひたむきな学風と人柄、これからもますますご研究が発展していただきたいものです。いちど背水の陣となって頑張った人はみなさん違いますね。

理学部からの弘報をみていたら最後に訃報があって、小関治男先生のほかに藤沢久雄さんと原田英司さんの名前をみてびっくりしました。かつての同僚で長年にわたって理学部大会議室で月々に会っていました。
藤沢さんは研究分野も非常に近い時期がありごくしたしくつきあっていただいた時代がありました。
ご冥福を祈りました。

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