朝9時20分発の那覇行きに乗るには、やはり早起きしないといけません。比叡山坂本6時20分くらいの電車にのらないと「はるか」にうまく乗り継げません。これで関空ではだいぶ長い待ちあわせになるのですが、次のはるかでは、ギリギリというわけです。
乗ったJAL機は満席で修学旅行団体が二組もありました。
朝の関空はそこそこ乗客はあってもみな国際線に向かっていて、国内線は閑散としていて、ほんとに可哀相な感じです。23番ゲートの那覇行きには乗客は沢山(とはいっても300人くらい)待ち合わせてはいるものの、その先はずっと先までがらんとしていてまったくの無人状態です。
かつての大阪人は東京に対抗心を強く持っていたものの、もういまや無いのでしょう。ほとんどの大阪発の大企業が東京に本社をもつようになってしまってますし。東京に負けるか、などというのはなんとかいう女性歌手くらいですか。
伊丹空港を抱えて、さらに神戸空港まであって、東京に空港で勝てるはずがありません。
大阪人の矮小なエゴを見るようです。知事がどんなに頑張って関西空港を浮揚しようとしても大阪人がみずから、墓穴をほっているのです。伊丹が無くなったら絶対駄目、これが大阪人の正直な気持ちのようです。
こんな国内線の状況では、国際線もそのうちもうどうしようもなくなるのでしょう。
実際もう国際線も駄目という感じは、関空からロンドンへの直行便がないことからあきらかです。
来月スイスに行くのですが、計画段階でロンドンに直行でいく可能性がまったくないのはつらいものです。
米国やカナダへの直行便などもほとんどありません。
もう末期状態なのかもしれません。これだけの大きな人口と有名観光地も抱えているのにです。
だいたい沖縄のラボでも神戸空港のほうが便利とか言ってます。
わたくしも今回帰りは神戸になっているのも、適当な便が関空向け便が減っているのです。
大阪人を責めてもしかたないのですが、みずから血を流さないと、関空は浮揚しないでしょう。よく言われているように関空発の便ではビジネスクラス客が日本人ですくないとかで儲けがうすいのだそうです。
橋下知事は問題の所在をよく分かっているようです。頑張って欲しいものです。
わたくしも関空愛好派なのですが、これだけどんどん便が減ってくると、どうしたものだろうと考えてしまいます。はるかが30分おきから1時間おきにでもなったら、わたくしも成田までいくことを真面目に考えるようになるとおもいます。