新インフルエンザの日本の騒ぎ

日曜ですが朝からずっと仕事です。
準備がありますので。

新インフルエンザ騒ぎ。過大、過敏、過剰に対応する、日本の行政とマスコミ。
日本人の患者がとうとう出た、と号外でもだしそうな勢いのマスコミですが、かれらはどこにおとしどころがあるのか分からないからなのです。
さいわい弱毒性ということは確実です。米国のようにごく普通の社会生活、を送るのが常識的でしょう。運悪く、なってもそう深刻な病になるわけではありません。新聞にも、もう記事などほとんど出ません。

日本はどんちゃん騒ぎですが、でも日本人一般は馬鹿ではないから、そのうちこの日本国の新インフルエンザ騒ぎのおとしどころを賢く掴むでしょうから、あまり心配はありません。気の毒に10日間も缶詰になるひとたち。
私もそういうめにだけは会いたくないです。

そんなことより、この日本人の病ともいうべき、無関心と異常なほどの過敏症のギャップです。3万人を越す自殺者にピクリともしないマスコミは、こういうことには血眼になります。
年間季節性でのインフルエンザの死者を深刻として報じたマスコミがあったでしょうか。
結核やはしかの存在が、きちんと理解されているのでしょうか。アスベスト、C型肝炎の問題もこのくらい報道されていれば、どれくらい国民の理解は深まったでしょうか。
ピロリ菌と胃がんの関連を、こんどくらい報道すれば、世の中もずいぶん異なるでしょう。糖尿病予備軍の人たちへの啓蒙活動についても同様です

この集中的な報道はまだまだ続くのでしょう。うんざりです。
いいかげん、誰か説得力たくみな専門家が出てきて、もうすこしまともな世の風潮になるようにして欲しいのですが、無理でしょうね。

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