帰国へ、新型インフルエンザの行方

昨日はどんどん天気が良くなって、昼過ぎには快晴になり、会合が終わった頃には温度も上がって、素晴らしいハイキング日和となりました。
登山電車に乗って終点までいってそこから歩いて降りて来ました。
1時間半程度のVaudの山々が白雪を抱いている姿を見ながら、スイスでしか出来ないハイキングを楽しみました。
そうぜい15人くらいですか。日本人参加者のなかでマスクをしている人はいません。
マスク談義をしていたら一人だけ道中していたら、どこにいってもじろじろ見られてたいへんだったとか。今や、日本はこの新型インフルエンザの立派な感染国ですから、日本から来た、というとそばに寄るな、といわれてもしかたのない立場となりました。

きょうはこれから朝ホテルを8時頃に出て、2時間ほどかけて、ジュネーブ空港に向かっていって、アムステルダムで乗り換えです。帰りは接続がいいので、自宅に着くのに24時間はかからないでしょう。

日本国内の人・人感染が大阪、兵庫であるので、首都圏に出てくるのは、時間の問題でしょう。さすがに、なんでもかんでも閉鎖、隔離では大変なことになるので、その規模をどうするかが、多くの現場の人の関心事となりました。
なにしろ、若い人が大変にうつりやすいのははっきりしているので、そのあたりを考慮すべきでしょう。わたくしの周辺でも出てくるでしょうし、家族、職場のなかでの感染者がでてくるので、人ごとではないのです。
一週間閉鎖したって、解除後に直ちにまた感染者が出てくるので、そのあたり先を読んで行かないと、社会がマヒしてしまいます。
これから一年間くらい、早くても半年くらいはこういう調子で続くのでしょう。その間、ずっと弱毒性いてくれるといいのですが、どっかで強毒性になって死者がどんどん出ると、それこそパニックになるでしょう。慣れやすく、厭きやすい日本人の国民性を考えると、初期での過敏、過大、過剰な処置はあとになって裏目に出ると思うので、最初はすこし緩めのほうがいいと私見では思うのですが。やはりかなりの強毒化の転換の可能性が数ヶ月後、半年後にあるかもしれないということです。動物に感染させるのはそういう点でよろしくないでしょう。

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