差し支えあることばかり、キリンとサントリー

ここ数日かきたいことは多々あれど、どれも差し支えがあって書くわけにはいきません。
あれあれという感じです。いまや自由人などと思っていたのですが、そうでもないことがはっきりしました。
やはりどれもかくかくしかじかの理由がありまして、書けないことが色々あるのです。
自分に制約があることに気がつくということは、自分が置かれた状況が分かるというものでした。
つまりわたくしは自由人でもなんでもない、ということです。

しかたがないので、キリンとサントリーの合併ばなしです。
どちらも商売優先、本質より表向きうまくいけばいい、という点で体質は似ているのでしょう。
サントリーは壽屋といっていた時代の遺産でいまもかなりうまくやっていますね。開高健とか山口瞳の残映があるのですね。しかしセサミンとか黒ウーロン茶とかイメージだけの濡れ手に粟の商売やっていますし、それほど尊敬できる社風とはとうてい思えません。キリンも同様で、基礎研究軽視という点ではこの会社に勝てるところはあまりないでしょう。悪いことばかり言いましたが、正直に言うとそうなってしまうのです。両者の関係のかたにはすみません。
日本では成功してないところで本当にいいものがあるのですが、商売が下手で、いろいろ金にあかせた商売をやるサントリーやキリンみたいな会社に負けていくのでしょう。
でも巨大化した会社のビールやワインをあなた飲みますか?わたくしはサントリーのビールをたまに飲みますが、ぜんぜん両社の製品とは縁がありません。ただ飲み屋でキリンやサントリーを避けるとかそんなことはまったくありません。ウイスキーも山崎もそれなりにいいと思いますし。
たぶん両者の合併は目先、中国市場がほしくてたまらないのでしょう。あそこでは、お金はいくらあっても足りないように感ずるでしょうから。

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